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TTN Readingは、広範囲・低消費電力無線ネットワークの拡張を牽引しているオープンプロジェクトである。いわばIoTを「実現する人々」である。IoTの拡大に伴い人々は「モノ」をインターネットに接続することが可能になる。
私たちが良く知るThe Things Networkメンバーは、アムステルダムの街中をLoRaWANネットワークで覆い、IoT普及を行う事で、人々の生活を快適にすることを目指している。
我々の活用する技術LoraWanの利点とは:
- 広範囲 – それぞれのゲートウェイは公称15km以内の範囲をカバーする。建物がある地域では実際は1-2kmの範囲である。
- 低消費電力 – デバイスのバッテリーは制御されおり、例えば駐車場のセンサーや洪水を事前に知らせるための1日に数度データ送信をするデバイスであれば数年間バッテリー交換の必要がない。
- 低コスト – LoraWANゲートウェイは200ポンド(3万円)程度で作られ、400ポンド(6万円)ほどで買うことができる。このためイギリス・レディングのような地域であれば全域をたった数千ポンドでカバーすることが可能だ。LoraWANは周波帯868MHzで動作するため、ヨーロッパ各国では無許可で利用でき、データの送受信のために通信会社に対して料金を支払う必要もない。
一方でデータ転送速度が低いことが主な制約である。一度に242バイトしか送受信ができないので、LoraWanでネットブラウジングやストリーミングを視聴することはおろか、画像を送信することも厳しい。 しかし数分おきにペットの位置を送信するトラッカーなど、センサの値をWebアプリに送信するような目的ならば、低い転送速度でも十分である。
The Things Networkが構築した」デバイスは比較的簡易で低コストである。RSコンポーネンツはMicrochipが提供するLoraWAN radio modulesを取り扱っている。また、Arduino・mBed・Raspberry Piやその他の開発プラットフォームのためのサンプルコードも提供されている。
TTN Readingコミュニティが実現させた用途
- 洪水アラート
- よりスマートな車載警報器
- 地球上のネットワークを活用したヘッジホッグ・トラッキング
一緒に開発をしたい方や、開発したいアイデアをお持ちでしたら、ぜひ我々に連絡をお願いします。特にReading地区のネットワークを網羅するためにゲートウェイを構築・購入したいとお考えの方(個人・組織問わず)をお待ちしております。
The Things Networkにとって最も興奮するのは地区全体をカバーすることです。TTNのゲートウェイは例えばBerkshire州の町Thatchamやその他の地域にまで到達しており、数年以内に国内全体をカバーすることは容易に想像できるでしょう。TTNが主導権を握っているのは他にBristol, Guildford, Manchester, Newcastleなどの地域が挙げられます。あなたの地域でも初めてみませんか?
連絡先
TTN Reading(代表:Mark Stanley) – mark.stanley@someconsultants.com
リンク
The Things Network – Amsterdam
The Things Network Reading
Thames Valley TTN User Group