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2020年9月追記: この度この製品の完成品の販売が決定しました。まずは欧州から販売を開始しており、国内販売も検討をしております。もし国内で購入ご希望のお客様は こちらからご連絡をお願いします。
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小型PLC(シーケンサ)メーカーの英国BARTH® Elektronik社とアールエスコンポーネンツの共同企画で面白い端末を開発しました。室内にいる人の人数をカウントし、まだその部屋にまだ入室が可能かどうかを計算するというものです。コロナウィルスの蔓延でソーシャルディスタンスをサポートすることができる機器で、RS取扱い部材で組み立てています。
昨今、ソーシャルディスタンスが叫ばれる中、店舗経営者は店舗内の人数を増やさないよう管理する必要が生じました。そこで店内の人数を確認し、多すぎる時はお客様の入店を待ってもらう受付担当者を配置したりしています。しかしこれでは人件費が増えます。整理券を配る方法もありますが、それを配るスタッフが今度はウィルス接触の危険にさらされることになります。よってお客様と非接触で入室管理を行う方法が求められるにいたりました。
Parts List
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1 × Hammond 1599, ABS Enclosure, IP54, 220 x 110 x 44mm Black
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2 × RS PRO Photoelectric Sensor Retroreflective 0.05 → 7 m Detection Range PNP
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1 × Power Adapter Euro 24V 18W
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1 × Lumberg Panel Mount DC Power Socket 16 Series, 2.1mm 500mA
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1 × BARTH STG-800 Logic Module, 7 → 32 V dc Digital, PWM, Solid State, 5 x Input, 9 x Output Without Display
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1 × BARTH DMA-15 Series CAN Touch Touch Screen HMI - 2.4 in, TFT Display, 240 x 320pixels
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1 × BARTH Cable for use with STG-550/560/650/660 Mini PLC
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1 ×
こういった背景からこの「室内人数カウンター」は開発されました。この機器は、入店客と出店客の人数を教え、あらかじめ設定された室内キャパシティー内かどうかを返すものです。室内の人数がこの値に達すると、赤いライトスイッチが点灯しブザー音が鳴ります。そして誰かが部屋から出るまで、それ以上の入室を禁止します。基本的な原理は、駐車場の空きスペースの数を数えるのと同じです。
ピープルカウンタの仕組み:
2個のRS Proライトバリア (729-5117) を使用して移動の方向を検出することで、入店する人の数を足し、退店する人の数を引いて、店内の人数をリアルタイムで計算します。
ディスプレーの BARTH® CANディスプレイDMA-15 (174-5641) に表示されている、上限人数はパスワードを使い変更することができます。その他にもこのディスプレイは信号灯として機能します。入店可能なときは緑色に点灯し、入店禁止のときは赤く点灯します。BARTH®ミニチュアPLC (134-8863) はデータを処理し、ディスプレイを制御します。
必要な部品はすべてアールエスコンポーネンツから購入できます。詳細については下のBOM(部品表)のリンクを参照してください。組み立て時間は30~60分程度で、とても簡単です。
その他に必要な手順はありません。3Dデータ・マニュアル・BOM・ソフトウェアは、このページ下でダウンロードできます。
システムを作動するには、目的の場所にデバイスを設置し、電源アダプタをコンセントに接続するだけです。システムが作動したら、ライトバリア用のミラーを調整して固定し、ディスプレイに店内人数の上限を入力します。
組立動画
BARTH® Elektronik社は、次のステップとして設置するだけで使える完全組み立て済み製品の導入を検討しています。この記事で説明したテクノロジーを、「STOP (止まれ)」と「GO (進め)」の2つの大型信号灯を使って入店の可否を示す、セットアップが簡単な構成に取り込みたいと考えています。
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