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DesignSparkでは、UXの向上のためにユーザーである設計者からのフィードバックが重要であると考えています。特にここ数年、その活動を強化しており、1:1の個人面談形式のユーザビリティーテストをたくさん行ってきました。サイト上の作業のどこの部分で、ユーザが何を期待し、それに対しサイトが期待に応えているのか、それらの中で情報のレイアウトが最適だったのか。
そしてここ最近、我々が注視していたのは、開発者の設計作業をもっと効率的にできないか、ということでした。特に使用する部品について、どのような情報が必要で、それらをどのように入手しているのか、もっと短時間でスムーズに入手し、設計作業プロセスを効率化するために私達に何かできる事はないのか、ということでした。
これらの調査を行った後、部品販売サイトでありがちなただのデータシート提供機能を遥かに超えた、もっと便利な部品情報提供サービスの開発に取り組んできました。そしてその成果として、「プロダクトデザインセンター」という新しいサービスを2021年4月にリリースすることになりました。
この「プロダクトデザインセター」の中の製品ページでは、部品タイトル、部品画像、型番や注文品番、属性情報等が表示されており、設計者の正しく部品選定判断できるようにデザインされています。
ページの一番下には、データシート、アプリケーションノート、チュートリアル、法規制ドキュメントなどのドキュメント類がすばやく簡単にダウンロードできるようになっています。
さらにページ中央では、その部品の3DモデルやECADライブラリ(部品ライブラリ、フットプリント、回路図記号)などが表示されており、DSPCBを始め、KiCad、図研、Solidworks、Fusion360など幅広いフォーマットでダウンロード頂くことが可能になっています。
この「プロダクトデザインセンター」では、現在 500,000超のRS部品のデータを提供しています。しかし今後RSで取り扱っていない部品についても幅広く提供していく予定です。ぜひユーザの皆様の設計活動の時短にご活用頂ければと思います。