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独自の設計コンセプトにより実現した、最大限の検出性能と、ある程度コンパクトなものから超小型サイズまで、様々なレンズを備えた、パナソニックインダストリーの焦電型赤外線センサ(PaPIRs)は、各市場において確固たる地位を築いてきました。
特殊設計の小型焦電素子によって、より一層小さくなったレンズを使用しても、従来のセンサと同じ検出領域と距離を維持することが可能になりました。
PaPIRs は、アンプ・コンパレータ回路を、TO-5メタル缶(デジタルタイプ)に内蔵することで、携帯電話や無線機器などから発生する電磁波の干渉を防ぎ、簡単で、問題のない設計を可能にしています。また、EKMB 6μAタイプは、高い耐ノイズ性が要求されるアプリケーション専用の差動回路設計が用いられています(最高でGHzまで)。
先日、パナソニックインダストリーは、14 mm の小さなレンズ直径と、以前と同様のピン留め構造を備えた、 EKM シリーズ PaPIRs の新モデルを 2 種類発表しました。それぞれのタイプが独自の特異的検出性能を持っています。
広域検出タイプは、一般的な3mの天井高における検知エリアが最大12.9mとなっています。小さなパッケージにもかかわらず、他社製品の追随を許さないパフォーマンスを発揮し、エントランスホール、オープンスペースのオフィス、廊下や駐車場、その他多くの公共スペースに最適なモーションセンサです。
一方、超微動検出タイプは、非常に高く、ギャップがほとんどないスイッチングゾーン密度と、並外れた高い感度を実現しています。会議室、待合室、オフィスの一室などといった、小さな物体や動きを、確実に検出する必要がある場合に最適な選択肢といえます。
これは、スマートビルディングオートメーションや公共のセキュリティインフラで、自動化された監視アプリケーションやモニタリングアプリケーションの需要がますます高まっていることを考えると、嬉しいニュースです。
こういった分野のデバイスはいずれも機能的に信頼でき、可能な限り目立たない、または、見えないようにすることが期待されている、最新のセンサ技術を頼りとしています。
特にここで言及する価値があるものとしては、照明器具の後付けビルトインセンサや、壁、天井のビルトインまたはサーフェイスマウントセンサなど、照明制御技術の最新分野です。PIR センサソリューションは、HVAC やスマートホーム機器との関連性がさらに高まっています。 これは、エアコン、空気清浄機、サーモスタット、排気および循環空気ファンといったものや、スマートホームの利便性に関するもので言えば、IP カメラ、侵入センサ、AI デバイス、自動照明コントロールなどが挙げられます。
どちらのセンサも UV 安定化レンズを採用し、屋内外の環境に適しています。センサのサイズは同じであるため、1 種類の標準ハウジングでさまざまなアプリケーションが実現可能です。レンズの色はホワイト、パールホワイト、ブラックを取り揃えております。
EKMB タイプは、デジタル出力(オープンドレイン)を備え、待機時の消費電流が 1μA、2μA、6μAと極めて低いものとなっています。EKMC タイプは、170μAのデジタル出力またはアナログ出力(オペアンプ)を備えています。
次世代の多目的センサ技術である、迅速さとコスト効率の高い設計プロセスをそれぞれ求めている人々にとって、EKMB シリーズや EKMC シリーズが理想的な選択肢であり、将来のお客様には、信頼できる機能を提供していきます。
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