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このチュートリアルの対象利用者:
DesignSpark PCB V11.0.0DesignSpark PCB にはインストール時に付属してくるデフォルトライブラリがあります。これらのライブラリは必要に応じて使用、変更、追加することができます(注意:インストール時は無効化されているのでライブラリマネージャーで有効化する必要があります。)。新しいライブラリアイテムと既存のライブラリアイテムを組み合わせて、自分だけのライブラリセットを作成できます。
DesignSpark PCBにおけるライブラリは、基本概念さえ把握すれば簡単に使用することができます。DSPCBのライブラリには、Schematic Symbol (回路図シンボル) ライブラリ、 PCB Symbol (PCB シンボル) (フットプリント) ライブラリ、 コンポーネントライブラリの3種類があります。実際の設計で使用するのはコンポーネントライブラリですが、コンポーネントライブラリを構成するのは、SchematicSymbolライブラリとPCB Symbolライブラリとなります。
回路図シンボル、PCBシンボル、Component (コンポーネント) ライブラリを別々に分けて作成するメリット
組込み設計である部品を使う場合、回路図シンボルで示す場合とPCBシンボル (またはフットプリント) を使う場合の2つの方法があります。通常、基板上で同じフットプリントを使用するような部品が、部品内部のデジタル回路・アナログ回路では全く異る回路図シンボルで構成される場合があります。例として、以下の14PIN DIPパッケージICのフットプリントを考えてみましょう。
14 PIN DIP (デュアルインラインパッケージ) は、何千種類ものIC部品に使用されていますが、これらのフットプリントを個別のIC毎に毎回作成するのはとても無駄な作業と言えます。そこで14 PIN DIP用のフットプリントを1つ作成し、SN7400とSN7451という2つのIC部品からそれらを参照する構成にすることで、何度も同じフットプリントデータを作成せずに済みます。
回路図シンボルでも同じように考えます。シンボルを一度作成し、それをコンポーネントから参照する事で、同回路シンボルを持つ複数の部品を効率的に作成・管理することができます。
このように、14 PIN DIPのフットプリントデータを持つ PCB シンボルライブラリ と、NANDゲートなどの回路図シンボルデータを保存する回路図シンボルライブラリを、別々に独立させて保持します。そしてコンポーネント側で型番・メーカー名・管理情報とあわせ、上記の双方、もしくは片方のライブラリとリンク付けすることで、ライブラリ管理を簡素化させることができます。
重要な点:
DesignSpark PCB では、Component library (コンポーネントライブラリ) から取得されたコンポーネント名のみ回路図編集画面やPCB編集画面で使用します。
例として、回路図編集画面と PCBレイアウト編集画面で7400シリーズを使用する場合を考えてみましょう。
作業中の画面では、これがどのように見えるか確認してください。
回路図シンボルライブラリは 拡張子 .ssl、PCBフットプリントライブラリは拡張子 .pls でそれぞれ保存されます。ライブラリに保存できるシンボル数には制限はありません。
コンポーネントライブラリは、拡張子 *.cml で保存されます。
以下のライブラリーマネージャーの説明動画をも参照ください。 (旧バージョンのDSPCBで録画したものですが、基本原則は最新版でも同じです):
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