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洗濯物を雨から守る Smart Sunroom

背景

洗濯物を干している際に、急に雨が降ってきても対応できないことは多々ある。あるいは単純に雨に気づかない可能性もある。
洗濯物が雨によって濡れてしまうことは単純な時間的損失だけでなく資源的損失でもあり、SDGsを考慮する上でも解決すべき問題である。
よって、外出先であろうと自動的に洗濯物を雨から守るシステムの開発を行うことにした。

提案手法

降水を検知する手法として水センサを屋外に設置する。この水センサは基板上の2つの線の上に水滴などの水分があると電圧の変化でそれを出力する。この電圧の変化をミニコンピュータが受け取る。電圧の変化をミニコンピュータが受け取るとサーボモータを動作させる。このサーボモータは一般的な雨傘に取り付けられており、サーボモータが動作すると雨傘のボタンを押す機構が働き、雨傘が開く。これにより洗濯物を雨から防ぐことができる。また、降水の有無はインターネットを通じてスマートフォンなどのデバイスから確認することもできる。

実装

提案したシステムの実装に際し、ミニコンピュータとしてRaspberry Pi4を用いた。
水センサとサーボモータをRaspberryPiで制御するために、C言語でWiringPiライブラリを用いる。
また、傘が開いた際にコンピュータ上のローカルファイルにログを残す。
このログファイルをphpスクリプトで読み取り、androidアプリケーションが降水の有無を表示する。

今後の課題

現状ではRaspberryPiとサーボモータを動作させるための電源をコンセントから取得しているが、設置場所としてベランダなどの屋外を想定しているため、バッテリーを内蔵させて利便性を向上させたいと考えている。
また、ボタン式以外の雨傘への対応や、傘ではなくシャッターのような機構を用意することでカバーできる範囲の拡大などを改善したい。

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