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KeyMinderはアイテムを失くさない・忘れないためのIOTデバイスです。
開発背景
皆さんは「外出直前で鍵や財布が見つからない」・「鍵や財布を持たずに外に出てしまった」などの経験はまりますか?私たちはこれらの問題を解決するため、アイテムを失くさない・忘れないためのIOTデバイス「KeyMinder」を作成しました。
概要
KeyMiderはユーザーが帰宅時にアイテムをデバイス上に置かない、または帰宅時にアイテムをデバイス上に置いたままにしている場合にアプリケーション上に警告します。これにより家での鍵の紛失を回避できたり、鍵や財布を忘れたまま外出していることにすぐ気づくことが可能です。
使い方 (デモ動画)
① WIFI登録・アイテム登録
② 帰宅時の通知
③ 外出時の通知
システム概要
本デバイスは、Androidアプリ側とデバイス側に分かれます。Androidアプリ側では、帰宅・外出の判定、アイテムの登録・選択、通知機能(LINE連携を含む)の3つを行います。
デバイス上では、アイテムを載せることで、圧力センサーを用いてアイテムがデバイス上に存在しているかどうかを登録しているアイテムの圧力と比較することにより判定します。
実装
IoTデバイス上にアイテムの重みの検知に圧力センサを利用しました。圧力センサは重みによって電圧が変化するセンサです。使用したセンサの面積が小さいことから、4つ並べることで鍵を置く面積を確保しました。圧力センサを4つ並べるための台は3Dプリンタで作成しました。
RaspberryPiではアナログ入力ができないことから、Arduinoでアナログ入力を行い、デジタル値に変換してから、I2C通信でRaspberry Piへ送信しました。以下の画像は実際のデバイスの画像です。
ソースコードはgithubを参照してください。
https://github.com/tebasakimod777/ra-men
機能紹介
帰宅・外出の判定
帰宅と外出の判定は自宅のWIFIのIPアドレスをAndroidアプリ上に登録し、接続されているWIFIと登録されているWIFIのIPアドレスを比較することにより実装しています。以下に示す画像はWIFIのIPアドレスを保存する画面です。
アイテムの登録・選択
アイテムの登録はAndroidアプリ上のアイテム登録画面から行うことができます。その際、登録画面に遷移しているときにKey Minder上に載っているアイテムの圧力を、入力したアイテム名でアプリ上に保存することができます。また、保存されているアイテムはリストとして、ホーム画面に表示され、ラジオボタンで1つのアイテムのみ選択することができます。そして、選択されたアイテムに対して、家出の紛失・外出時の忘れ物を防ぐことができます。
通知機能
本アプリケーションでは外出時または帰宅時に通知を送信することが可能です。通知は外出時にアイテムをKeyMinder上に忘れている、もしくは帰宅時にアイテムをKeyminderに置かなかった場合に送信されます。以下は実際の通知画面の画像です。
LINEアカウント連携
本アプリケーションではLINEアカウント連携を行うことが可能です。ホーム画面でログイン設定ボタンを押すとログインページに遷移し、ログインボタンを押すことでLINEログインページに遷移することが可能です。LINEアカウント連携後は連携時に友達追加されたKeyMinderから自分のLINEアカウントに通知を送信することが可能です。以下は実際のLINEアカウント連携の流れの図です。
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