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みなさん、こんにちは。今回は「Hall IC Design Navigator」(ホールICの磁界感度計算ツール)をご紹介します。
「任意形状の磁石に対するホールIC(磁気センサ)の磁界感度を簡単に確認したい!」という多くの声にお応えして、無償でリリースする運びとなりました。シンプルな操作で結果が出てきますので、ぜひお試し下さい。
最初に基本的なお話から…
● ホールICとは?
ホールICは磁石や電流の発生する磁界を検出し、
電気信号に変換する磁気センサとして、ノートPCや タブレットなどの
ポータブル機器から自動車まで、さまざまな機器に用いられています。
ホールIC(磁気センサ)のご紹介
● ホールIC Design Navigator で、できることは?
本ツールでは、磁石の形状、材質、サイズに応じた磁束密度計算と、
ホールICの磁界感度(磁電変換特性)がシミュレーションできます。
● ご利用にあたって
―Chrome,firefox,safariなどのブラウザをご利用ください。
―Internet Explorer8では機能制限がございます。
それでは、実際に使ってみて、どのような計算ツールなのか見ていきましょう!!!
◆◇◆ 「Hall IC Design Navigator」(ホールICの磁界感度計算ツール) ◆◇◆
上記クリックしていただくと、最初に、ホールICの設計情報・サポート の画面が開きます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
そして、のボタンをクリックすると、
実際に、磁石の種類・材質・サイズなどが設定できる画面に移動します。
1. 磁石の形状を選択します。
直方体型 or 円柱型 のどちらかを選択します。
2. 磁石の材質を選択します。
フェライト系 or ネオジム(Nd-Fe-B)系 or サマリウム(Sm-Co)系を選択すると自動的に、残留磁束密度と温度係数の参考値が設定されます。 ...あくまでも参考値ですので、正確な計算が必要な場合には、使用される磁石のメーカーに問い合わせして頂いて、正しい数値を入力(直接入力を選択)してください。
3. 品番を選択します。
~現在、選択できる品種は1品種だけですが、今後順次ラインナップを拡充する予定です~
なお、直接入力を選択して任意のしきい値(BHLS,BLHS)を設定することも可能です。入力した値は、磁電変換特性図に反映されます。
Note: BHLS:動作磁束密度H → L (S極), BLHS:動作磁束密度L → H(S極) (BHLN、BLHNはN極に対する動作磁束密度でS極と同じ値が設定されます。)
4. 磁石サイズを指定します。
スライダーを左クリックしたまま左右に動かして数値を設定します。設定できるパラメータは磁石のサイズとホールICとの距離、および周辺温度です。操作時に、右側のイメージ図にサイズ・距離がリアルタイムで反映されますので、ホールICと磁石の関係が視覚的に確認いただけます。周辺温度は磁束密度計算グラフの温度条件となります。
5. ≪結果≫を確認します。
磁石からの距離に応じた磁束密度が磁束密度計算グラフで確認できます。グラフの右側には、具体的な計算値も表示されます。ホールICの感度を示す右上の磁電変換特性図と合わせて参照することで、磁石の発する磁束密度とその時のホールICの出力が確認できます。
最後に、 本ツール開発者のMさんから、ひとこと!
“ 磁界感度の計算をビジュアルなインターフェースで
どなたでも簡単にご使用いただけるようにしています!
是非、アクセスして操作してみてください “
私も試してみましたが、Mさんからのメッセージ通り、思っていた以上に操作はシンプルで、ビジュアル確認できる点が気に入りました。ぜひみなさんもお試しください。
↓ ↓ ↓ ↓
◆◇◆ 「Hall IC Design Navigator」(ホールICの磁界感度計算ツール) ◆◇◆
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