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DesignSpark Mechanicalの Mirror (ミラー) 機能の使い方を教えてください

このチュートリアルの対象利用者:

DesignSpark Mechanical V6.0

こちらは、Creatorプラン・Engineerプランに加入されている方向けのDSMech拡張機能です。 
Mirrorツールは、選択したオブジェクトの鏡像コピー(反転コピー)を作成します。例えば、眼鏡フレームの右側半分だけを作成し、残りの部分をミラーツールで生成する、といった使い方ができます。ただの複製ではなく鏡面対称になります。 

こちらの動画をご覧ください:

「デザイン」タブ > 「挿入」リボングループにあるMirror (ミラー) ツール mceclip0_dd4713cc58bfe82775bdccb72508a9862c4e2b30.png アイコンをクリックすると、Move(移動)ツールで移動可能なジオメトリをミラーリングします。主な作業原則は以下の通りです。  

  • ソリッド、サーフェス、面、曲線をミラー平面の反対側に鏡像コピーします。また選択された2つの面の間にミラー平面を挿入し、それら双方の面を関連付けして、一度に編集できます。  

  • スケッチモードまたは断面モードを終了することなく、曲線、点、軸をミラーリングすることができます。曲線をミラーリングすると、ジオメトリを修正しても反対側には反映されません。 

  • 面上にフィーチャのパターンを含むソリッドをミラーリングすることができ、パターンは両側とも更新されます。ソリッドをミラーリングする前に、パターンを必ず作成してください。 

  • ミラーを使用してジオメトリを作成すると、平面が永続的に残るミラーになります。ミラー関係は、他の 2D ツールや 3D ツールを使用してデザインを編集する間も維持されます。 

  • ミラーリングされたコンポーネントにはストラクチャーツリーにミラーリングされたアイコンがあり、エクスポートしてもにミラー関係は維持されます。 

  • ミラーオブジェクトは、元のオブジェクトと同じレイヤーに作成されます。ミラーリングされた点同士はミラー関係を維持しません。 

オブジェクトのミラーリング:

1. (必要であれば) ミラーの対称面として使用したい平面を作成し、移動ツールで位置を決定します。 

2.「挿入」グループの Mirror (ミラー) mceclip0_dd4713cc58bfe82775bdccb72508a9862c4e2b30.png をクリックします。すると、ミラー面を選択できるようになります。  

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3. ミラーとして使用する平面をクリックします。平面をまだ作成していなかった場合は、オブジェクトのミラーリングを行う面をクリックします。 

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4. ツールガイド上のボディーミラーツールまたは 面のミラーをクリックします 

5. 設計内のソリッドまたは面にマウスを合わせると、選択したミラー平面の反対側に作成されたソリッド、サーフェス、面をプレビューすることができます。 

6. ミラー面がオブジェクトの側面に接していて、ミラーコピーしたオブジェクトと元のオブジェクトをマージしたくない場合、オプションから「ミラーオブジェクトをマージする」のチェックボックスをはずしてください。

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7. ここでミラーリングしたいオブジェクトをクリックします。 

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8. ミラー面が作成され、他のツールでも効果が持続します。また、オブジェクトのクリックや、ストラクチャーツリー内のコンポーネント選択ができるようになります。

面のミラーによって空間を囲うと、ソリッドが生成されます。 

ミラー面または平面の削除

1. 「挿入」グループのミラーツールmceclip0_dd4713cc58bfe82775bdccb72508a9862c4e2b30.png をクリックします。すると、ミラー面選択ツールが使用可能になります。 

2. ツールガイドのミラー削除ツール mceclip1_b94851f3b0fc4adfa98bee19485e69736ef65339.png をクリックします。 

3. ミラー関係を取り除きたい面をクリックします。任意の数の面をボックス選択することも可能です。 

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この平面を削除することで、オブジェクトのミラー関係に影響されることなく、それぞれのオブジェクトを独立して変更することが可能になります。  

また、ミラー面を消さずに一時的にミラー機能を無効化する方法もあります。ミラー面を表示し、面の横にあるミラーアイコンをクリックすると、ミラー機能が一時的に無効化されます。もう一度このアイコンをクリックすると、再度ミラー機能が有効になります。 

ミラーツールのオプション

  • ミラーオブジェクトのマージ:オブジェクトの面をミラー面として使用している場合や、ミラー平面が元のオブジェクトに接している場合、元のオブジェクトとミラーしたオブジェクトはマージされます。このオプションを解除すると、下図のように、別のオブジェクトとして作成されます。

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  • ミラー関係の作成:このオプションを解除した場合、ミラー関係がないジオメトリのみが作成されます。下の図のように、変更を加えても、もう一方のオブジェクトに影響が及ぶことはありません。

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ミラー面は、対称的な2面の間に作成可能です。  

ミラー関係の設定

1. 「挿入」グループのミラーツール mceclip0_9fd10c692e4a91c249832e7cdf00a672d7af70b7.png をクリックします。

2. ツールガイドのミラーの設定 mceclip1_ba63aaccc06a066aef677d284e61653a4bfcd661.png をクリックします。

3. 面をマウスオーバーすると、対象の面がハイライト表示されます。他の面と対称となる面であれば、ここでハイライト表示されます。

4. 面をクリックします。 

5. 対応した面をクリックします。2つ目の面が青くハイライトされ、2面の間にミラー面が表示されます。片方の面を編集すると、他方の面もミラーされるようになりました。 2つの面のジオメトリは、編集に応じてどちらも変化します。 

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既存のミラーの反対側で類似した面を見つけると、ミラー関係をつくることができます。 

鏡像関係にあるような、似た面を探す

1. ツールガイドのミラーの設定mceclip0_2b94e25f0dfe6d854576975611b04dc0decd85da.pngをクリックします。 

2. 面をクリックします。 Ctrlを押しながらクリックすると複数の面を選択できます。 

3. Alt を押しながらミラー平面をクリックします。 ミラー平面から等距離にある同一面が青色で強調表示され、ミラー関係がつくられます。 

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ミラー機能のツールガイド

ミラー使用時のツールガイドアイコンとその機能を以下に示します。タブキーで選択を切り換える事ができます。ツールガイド切り替え時、選択されたツールガイドにあわせカーソルアイコンも切り替わります。 

ミラープレーンを選択 

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「ミラープレーンを選択」ツールガイドは、ミラーツールを使用する際、最初に選択されています。側面や平面を選択することで、それをミラー面として使用可能になります。(すでに面を1枚選択した後でも、別の面を選択可能です。) 

ボディをミラー 

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ミラー面を選択すると、自動的にボディーミラーツールガイドに切り替わります。ソリッドの上にマウスオーバーすると、生成されるミラーオブジェクトのプレビュー表示が可能です。クリックすると、ソリッドがミラーされます。 

面をミラー 

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側面や平面をミラー面として選択し、「面をミラー」ツールガイドでミラーしたい面を選択します。クリックする前に面をマウスオーバーすることで、生成されるミラーオブジェクトのプレビュー表示が可能です。クリックすると、面がミラーされます。  

ミラーリング 

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Mirror Component (ミラー コンポーネント) は左側への変換を作成します。2 つのコンポーネントの間や 2 つのサブアセンブリの間にはミラー関係をつくりません。 

ミラーの設定 

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「ミラーの設定」ツールガイドは、2面の間にいつでもミラー面を作成することが可能です。この2枚の面のみが、ミラー機能の影響を受けます。3枚以上の面にミラー関係を持たせたい場合は、Ctrlキーを押しながら平面を選択し、ミラー平面を最後にクリックすることで、ミラー平面から同距離にある同一の面が自動認識されます。 

ミラーを除去 

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「ミラーを除去」ツールガイドを使用すると、面同士のミラー関係を削除可能です。ミラー関係にある面をクリックして選択するか、ミラー関係にある任意の数のオブジェクトをボックス選択してください 

ミラーの使用例

1. パターン機能を使用したソリッドをミラーした後、片方のパターン数を7つから5つに変更すると、両方のオブジェクトに変更が適用されます。 

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2. スケッチ円をミラーします。元の円に変更を加えても、ミラーした円のジオメトリに影響はありません。

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3. プルツールの「エッジをコピー」や「エッジを押出」オプションでは、ミラー関係が維持されます。左図が「エッジをコピー」した場合、右図が「エッジを押出」した場合です。

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4. 数枚のサーフェスを1枚にまとめた「サーフェスボディ」をミラーするとすべての閉じられるようなボディとなるよう、下の図のような立方体のソリッドから一面を切り離します。すると、切り離した面と、その他5枚のサーフェスが組み合わさったサーフェスボディが作成されるので、切り離した面部分(ソリッドの開いた口部分)に、プレーンを配置します。

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先ほど配置したプレーンをミラープレーンとし、作成したサーフェスボディをミラーコピーすると、サーフェスボディによってすべての面が閉じられ、ソリッドに変化します。 

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