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このチュートリアルの対象利用者:
DesignSpark Mechanical V6.0このチュートリアルでは、数式を用いて曲線をスケッチし、それを使ってサーフェスやソリッドを作成する方法を紹介します。以下の動画は、ANSYS Inc.に協力していただき、制作しました。
以下に、各構文と定義済みの関数リストを示します。
-
パラメータは名前を付け、大かっこで [L] のように囲んであります。
-
関数では、関数名の後ろに引数として Sine([t]-[r]) のように任意の値を入れたかっこが続きます。
- 以下の表は、基本的な定義済みの組み込み関数一覧です。
Name | Description |
---|---|
Abs |
指定した値の絶対値を返す |
Acos |
指定した値が余弦となる角度を返す |
Asin |
指定した値が正弦となる角度を返す |
Atan |
指定した値が正接となる角度を返す |
Cos |
指定した角度の余弦を返す |
Sin |
指定した角度の正弦を返す |
Sqrt |
指定した値の平方根を返す |
Tan |
指定した角度の正接を返す |
Exp |
指定した値の指数関数を返す |
Log |
指定した値の自然対数を返す |
Log10 |
指定した値の常用対数を返す |
Pow |
引数を Pow(a,b) のように指定した場合、aのb乗を返す |
最新の演算子や定数などが記載された数式一覧は、ヘルプドキュメントに掲載しています。DesignSpark Mechanicalでは通常、「F1」キーを押すことでアクセス可能です。ヘルプドキュメントで、「Mathematical Expressions」を検索してください。
別の例として、NACAの計算方法を用いて対象翼を定義してみます。ぜひ挑戦してみてください!
これはNACA0015と呼ばれる翼型で、末尾の「15」は翼厚と翼弦長の日が15%であることを意味します。(下の[a])設計で使用する単位はメートルです。
翼の上面:
x | ([t]) |
---|---|
y | 5*([a])*((0.2969*Sqrt([t]))-(0.1260*[t])-(0.3516*Pow(([t]),2.0))+(0.2843*Pow(([t]),3.0))-(0.1036*Pow(([t]),4.0))) |
z | 0 |
Interval(t) | Start:0, End:1, Scale:50 |
a | 0.15 |
翼の下面:
x | ([t]) |
---|---|
y | -5*([a])*((0.2969*Sqrt([t]))-(0.1260*[t])-(0.3516*Pow(([t]),2.0))+(0.2843*Pow(([t]),3.0))-(0.1036*Pow(([t]),4.0))) |
z | 0 |
Interval(t) | Start:0, End:1, Scale:50 |
a | 0.15 |
上の方程式を変えることで、実際の航空機に使用されているようなキャンバを持つ翼を作ることが可能です。例えば、エアバスA380に使用されている超臨界翼(スーパクリチカル翼)のNACA2412などが挙げられます。この先頭の「24」というのは、キャンバーの度合いを表しています。