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【DesignSpark Mechanical】曲線をテキストファイルからインポートするには?

このチュートリアルの対象利用者:

DesignSpark Mechanical V6.0

ここでは、曲線テキストファイル(*.txt)の作成方法と、インポートした際どのようなカーブが描かれるのか、見ていきます。

  • デフォルト、またはオプションでPolyline=Falseを選択すると、スプライン曲線が生成されます。Polyline=Trueを使用した場合は、点と点が直線で接続されます。

  • デフォルトの状態では、2Dの曲線が作成されます。この場合、点データの最初の列は整数である必要があり、それによって曲線平面の高さが決定します。また、新規の曲線を描きたい場合は、この高さとなる行を次の行に持っていくことで、指定します。3D=Trueのオプションを使うことで、曲線を3Dにすることが可能です。

  • Fitキーワードを使うと、カーブフィッティングか補間化を選択できます。カーブフィッティングは、指定された許容誤差を使用して点データに「フィット」する曲線を作成します。すべての点を通過するわけではなく、点と曲線の距離が許容誤差内で曲線が引かれます。

  • Use the Fittol keyword when Fit=Trueの時にFIttolキーワードを使用すると、 Fittol=1.0e-2 のようにカーブフィッティングの許容誤差をモデル単位で指定することが可能です。

  • The curve below uses Curve Fitting (i.e., Fit=True). A large tolerance (Fittol=2.0) is used to exaggerate the fact that the curve does not pass through the points but only gets within the specified tolerance.下の曲線はカーブフィッティングを使用しています。(Fit=Trueに設定しています)ここでは許容誤差を大きめの Fittol=2.0 に設定し、曲線が点を通過せず、指定した許容誤差に入っていることを強調しています。

     

    217986ffae57153aa92fcd55bc7c4f21f7b9fd4b.png

     

  • Fit=False とした場合、補間を使用します。補間では、すべての点を曲線が確実に通るようにする必要があります。下の曲線はとして Fit=False にして、補間で描いた曲線です。このファイルには7つの点が記述され、曲線はそれらを確実に通過しています。

    f695a422e67fedada62be77c0a0e857af955b06c.png

ポイント

  1. 複数の曲線を描く場合、空白の行を挟んで区切ります。

  2. 1点のみの曲線を含んだテキストファイルをインポートすると、点が描かれます。

  3. スケッチグリッド内の1つの点は、高さや幅、長さを持たない2Dのオブジェクトです。原点や軸、頂点などがこれにあたります。スケッチグリッドに点をスケッチするためには、点ツールを使用します。点は次元の基準や分割の際に便利です。ほかにも、3点の円を描く際、直線や曲線状の点作成にも使用できます。また、曲線のテキストファイル内に繰り返される値があると、閉じた曲線が描かれます。

  4. 曲線は他のオブジェクト同様、座標系や他のジオメトリにインポートすることが可能です。

  5. インポートしたテキストファイルに読み込みエラーがある場合、エラーのあった行番号とともに、その行のテキストをメッセージとして表示します。

下の例は、左側に点データのテキストファイルを、それをもとに作成された曲線を右に示しています。

  • 点の座標系は(Z, X, Y)の順です。
  • 例えば、(1, 2, 3)は (Z=1, X=2, Y=3)を表します。

3d=true
Polyline=false

1 0 0
1 0 1
1 1 0
1 1 1
2 0 1
2 1 0

3 0 0
3 0 1
3 1 0

0d271aa27292a4830fc28fc2f3e545888f9f368f.png

キーワード

polyline=false - スプライン曲線が作成されます。

polyline=true - 直線が作成されます。

3d=true - 3D曲線が作成されます。

3d=false - 曲線が2次元で作成されます。デフォルトなので設定する必要はありません。

fit=true - カーブフィッティングを使用します。

カーブフィッティングは点から点に「ベストフィット」する経路を選択します。

すべての点を通過する必要はありません。

fit=false - 補間を行います。

補間は、ファイル内のすべての点を通過するように曲線を描きます。

fittol=1.0e-2 - カーブフィッティングでの許容誤差を、ファイル内で使用している単位で指定します。

空白行は、次の座標が新しい別の曲線であることを表します。

上の内容をテキストファイルに貼り付け、 e9f754c97a331f85e6f8769b9e339d25c105657b.png ボタンからぜひインポートしてみてください。

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