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このチュートリアルの対象利用者:
DesignSpark Mechanical V6.0このチュートリアルは、内蔵のヘルプドキュメント(DSMechのショートカットF1キー)をもとに作成しています。ねじツールを使って、円柱や円錐、穴にねじのサーフェスを生成することが可能です。ねじの縁や面を選択すると、プロパティからそのねじの詳細を見ることができます。
曲面上のねじにおける、非貫通穴の深さは、ねじの端から外側の輪郭に最も近い点までの距離で定義されています。
1. ねじ山面を作成するには
1. Click the Thread tool in the Annotation ribbon group on the Detailing tab.「詳細」タブ > 「アノテーション」グループ > 「ねじ」をクリックします。
2. 円柱や穴、円錐の縁をクリックします。
ねじ山は、サーフェスに円形ではなくらせん状のテクスチャで表示され、断面モードでは山の深さが表示されます。めねじもしくはおねじといったオブジェクトも、ストラクチャーツリー上に表示されます。(壊れているねじは、アイコン上に小さな黄色の三角形が表示されます)
3. サーフェスをクリックすると、プロパティパネルから、ねじ山サーフェスの詳細を編集可能です。
- タイプ: ねじ山を表から選択するか、手動で詳細を入力するか選択します。円柱ねじの場合「規格」を選択して、ドロップダウンリストからその他のプロパティ値を選択します。デフォルトでは、最もそのねじに合った値が選択されています。(おねじの場合は1つ小さいサイズが、目ねじの場合は1つ大きいサイズが選択されます)オフセット値を入力したい場合は、「カスタム」を選択します。テーパーねじ(円錐形のサーフェスに作られたねじ)の場合は、オフセットオプションのみが使用可能です。
- シリーズ: ISOかUNCを選択可能です。
- サイズ: 選択したシリーズで使用可能なサイズから選択します。
- ねじ深さタイプ: 止まりまたは全ねじを選択できます。全ねじは貫通穴のデフォルトで、止まりはねじ円柱の配置や、円錐の凸側の端が、平面まで終わる場合自動で選択されます。
- 内径: ねじの最小径、または、内径を入力します。
- 外径: ねじの最大径、または、外径、ねじの直径を入力します。
2. ねじ穴の深さを変更するには
1. デザインウィンドウでねじの端や穴をクリックするか、ストラクチャーツリーでねじを選択します。
2. Tabキーを押すか、寸法入力欄をクリックします。
3. 変更したい深さを入力します。
3. To customize the thread properties
規格ねじのプロパティを構成しているXMLファイルは、DesignSpark MechanicalのLibrary > Threadsフォルダに格納されています。これによって以下のことが可能です。
- ファイルをフォルダに追加すると、ねじツールでねじサーフェスをクリックした際に、その名前がシリーズのドロップダウンメニューに表示されるようになります。ファイルを削除すれば、メニューに表示されなくなります。
- それぞれのファイルに行を追加し、サイズプロパティののドロップダウンメニューに表示されるようにします。行を削除すると、表示されなくなります。
- サポートファイルオプションに別のフォルダを追加することで、ねじファイル用のフォルダを指定できるようになります。
以下はねじ用XMLファイルの例です。
上の例を使うには、
- テキストファイルに上の灰色ボックス内の記述を貼り付けます。
- そのファイルをLibrary > Threadsフォルダに.xmlの拡張子で保存します。例えば、「MyThreads.xml」というフォルダ名にします。
- 太字のテキストを、任意の値に変更します。
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