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独自の回路図記号を作る方法(ライブラリ作成方法)

このチュートリアルの対象利用者:

DesignSpark PCB V11.0.0

この記事ではユーザー独自の回路図記号(回路図シンボル)を作成する方法を紹介します。回路図記号はライブラリの「ウィザード」という機能を使うことで作成することができ、多数のピンやコンポーネントの仕様を正確に細かく設定することができます。ウィザードを使用せずに直接作成することもできますが、ピン数やコンポーネント設定に制限が発生する場合があります。

1. ライブラリマネージャーを起動する

では実際に作成していきましょう!

DSPCBの上のタブからLibraries(本のアイコン)をクリックしてLibrary Managerを起動します。起動したら、Schematicタブを選択し、新規に作成するライブラリ保存先をLibrary:の項目で選択します。選択し終えたら、New Itemボタンをクリックします。

2. ピンを設定する

回路図モードのエディタ画面が開きますので、シンボルのツールバー(左のバー)にある「Pad(ドーナツ型のアイコン)」を追加します。これがピン(ターミナル)の役割をするものです。

回路図上に取りたい間隔でパッドを配置します。DSPCBで必要な接続はこれだけです。

このパッドを右クリックしてStyleの項目を見ると「Terminal」となっていますが、これがピンの役割をすることを意味しているので変更しないようにしてください。

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3. コンポーネントの作成

2までの説明でDSPCBにおける回路図記号の作成の条件は満たしていますが、ピンだけだと何を表しているのかがわからないので、イメージを描画していきます。

ツールバーにあるいくつかの「shape」ツールを使って、シンボルの「アートワーク」を追加し、コンポーネントのイメージを描画します。他のライブラリコンポーネントとの一貫性を保つためにラインスタイルを使用することをお勧めします。これはSettings > Design Technology > Line Styleで変更できます。現在設計で使用されているラインスタイルの横には「x」マークが表示され、同列のWidthで幅を変更できます。

4. 仕上げ

イメージを描画できたら最後に、ピン名とピン番号を正しい位置に配置します。アイテムを右クリックしてPropertiesを選択し、必要なアライメント(表示場所)を選択します。

これで回路図記号が作成できました!あとは、作成した記号を上のタブの保存マークで保存してください。

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