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この記事ではDSPCB v9.0の新機能を紹介する。
これらの新機能は、操作性向上と不具合の解消を目的としている。
回路図での未結線配線の検出
バージョン9では、回路図シートのReportsに「Dangling Connections」が追加がされた。どこにもつながっていないネットのショートカットを検出できる。ICパッドの名前付きネットのショートカットがどこにもつながっていないと、PCBに変換した際に配線が無くなってしまう。
これは、接続されていないすべてのピンをレポートするUnconnected Pins Reportとは別のものです。
柔軟なネット選択、ネットクラスでの絞り込み。
ネットを選択する際に絞り込みができるようになった。選択した銅ベタ領域内に存在するネットを、ネットクラスでフィルタリングすることで、さらに絞ることができる。例えば、 2つまたは3つのネット名のリストからネットを選択する。すると、50個ほどのネットから結果を絞ることができる。
テキストの配置とスタイルのオプション
デザインテクノロジで「テキストを追加」できるようになった。使用可能なテキストスタイルとカーソルに対する配置を選択することで、一貫性のあるすっきりしたレイアウトを簡単に作成できる。シルクスクリーンまたはドキュメントレイアウトに注釈を付けるのに役立つだろう。
コンポーネントを新しいライブラリに保存
コンポーネントを保存(コピーおよび移動)するときに「新しいライブラリ」を作成する新しいオプションができた。これにより、構造化されたライブラリの作成が簡単にできるようになった。一般的なタイプのコンポーネントのライブラリを構築するのに非常に便利だ。
Gotoバーの改善
ジャンプバーの新しい選択ボックスを使用すると、リストを上下にスクロールせずにすばやく検索できるようになった。選択ボックスに入力を開始すると、リストが入力文字に従ってスクロールし始める。完全に識別されるとコンポーネントが強調表示される。これはコンポーネントとネットの両方に使うことができる。
Excellonドリルファイルの機能強化
Excellonドリルファイルは、座標に小数点が含まれるようになった。これにより、人にとってより読みやすくなった。フォーマットのFlatCAM設定は変更することなく、Gerber ViewerとFlatCAMが動作する。 .drlファイルに小数点がある場合、FlatCAMで定義されている形式設定が上書きされるため、FlatCAMでデータ形式を設定する必要がなくなった。
Example:
INCH,TZ FMAT,2 … T003 X1.953Y0.282 X1.953Y0.353 |
要約すると、設計作業に役立ついくつかの素晴らしい新しい機能が強化されたということだ。
Written by Kevin