こちらの記事について、内容・翻訳・視点・長さなど、皆様のご意見をお送りください。今後の記事製作の参考にしたいと思います。
Thank you! Your feedback has been received.
There was a problem submitting your feedback, please try again later.
こちらの記事の感想をお聞かせください。
こちら(英文)の記事の翻訳になります。Bare Conductive社のホームページはこちら(英文)。
電気を通すことができる導電インクをご存知ですか?導電インクは、回路やセンサーなどを紙の上に描画できる導電性の無毒性インクです。このインクを開発するの英国ロンドンのBare Conductive社。彼らソリューションは、電気回路作成における無限大の可能性を秘めています。例えば、電気回路の基礎を学ぶ学生が紙の上で回路を描いてみたり、プリント基板のトラック間をこのインクで修正したりなど、数多くの用途が考えられます。
以下に使用例をいくつかご紹介します。
回路の描画と印刷
導電インクは低電圧回路の描画や印刷に使用することができます。紙の上で回路の配線を塗料で描き、乾燥すると通電可能な回路として動作させることができます。Bare Conductiveの導電インクは、壁・ガラス・繊維・プラスチック・木材といったあらゆる材料に使用することができます。よって、ウェアラブルアプリケーションのような折り曲げが生じるアプリケーション上でも非常に役立ちます。
まるで冷たい半田ごて
プリント基板を修正したり、作成した試作機に部品を追加したい時に、常に手元に半田ごてがあるとは限りません。またその試作基板が熱に弱い素材で覆われていることもあります。導電インクなら導電性の接着剤としても使用できるため、基板上の配線を修復したり、部品を直接接続させることができます。
回路修復
ラピッドプロトタイピング(最終製品のプロトタイプ作成)や迅速な修理を行う場合、基板上の部品の乖離や銅箔の短絡や修復でも導電インクは活躍します。一時的な補強だけではなく、継続的な修理にも使用することができます。
静電容量センサとポテンションメーター
Bare Conductivesの導電インクは、ほとんどの表面で動作する静電容量センサとしても動作します。タッチ/近接感知センサも多くの固体表面で動作させることができます。
タッチボード
タッチボードは導電インクと組合せて使用するArduinoシールドです。導電インクで描かれた静電容量センサーや近接センサーと連動させ、オンボード上のMP3を再生させるなど、画期的なアプリケーションの作成が可能です。
技術仕様
グラフと方程式
上のグラフは大よその表面抵抗の変化を表しています。
抵抗=19.77(長さ/幅)+12