高容量リレーの選び方 - 安全・安心なエネルギーマネジメントの実現にお役立ち！
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私たちのくらしや社会に欠かすことのできないエネルギー。限りあるエネルギー資源をどのように活用していくか。持続可能なエネルギー社会の実現に向け「エネルギーマネジメント」が重要視されています。
パナソニックでは、エネルギーマネジメントの代表的なアプリケーションとして「太陽光発電システム」、「蓄電システム」、「急速充電スタンド」を中心に、お客様の課題解決にお役立ちする高容量リレーをご提供しています。今回は、「太陽光発電システム」にフォーカスしてリレーの役割と商品情報をご紹介します。
【太陽光発電システムを支えるパワーコンディショナ】
太陽光を電気エネルギーに変換し、電気を生み出す太陽光発電システムは主に、太陽電池（太陽光パネル）、パワーコンディショナ（以下パワコン）、蓄電池、接続箱、分電盤などの要素で構成されています。
この中で「パワコン」は、太陽光パネルで生成した電気「直流（DC）」を、家庭用電気「交流（AC）」に変換し、太陽光発電システムを効率的に稼働させる重要な働きを担っています。
【パワコン用途で活躍する高容量リレー】
パワコンにおける高容量リレーの役割と要求事項を説明すると同時に、「AC側安全遮断」、「自立機能運転」、「接続箱」の各回路の設計に役立つ、おすすめ高容量リレーの情報もご紹介します。
- AC側安全遮断
リレーは電力網の安全遮断用の役割を担います。異常電流の発生時、パワコンの電源側への悪影響を防止するため、電流を遮断する必要があり、このような電力系統の保護のため、安全対策として高容量リレーが搭載されます。 - 自立機能運転
リレーは、安全対策用だけでなく自立機能運転用としても使用されます。平常時、リレーの接点はオフ状態ですが、何らかのトラブルで停電が発生した場合、リレーの接点がオン状態となり自立機能が作動する仕組みです。
▸おすすめAC高容量リレーはこちら - 接続箱(DC遮断用）
高容量リレーを搭載することで、火災など災害発生時にDCラインを遮断し太陽光発電システムの安全性を保つことがとなります。また、太陽光パネルの保守メンテナンス時には、遠隔制御が可能で、メンテナンスコストを低減します。安全対策用途としては、蓄電池接続時に異常が生じた場合、大電流の遮断が可能です（80～300Aタイプ）。
パワコンの各回路設計にお役立ちする高容量リレーをご紹介しました。パナソニックの高容量リレーは「パワコン」に加え「蓄電システム」、「急速充電スタンド」用途にもご提供しています。詳細情報をご確認ください！
【関連情報】
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