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世界中のラジオを再生!地球儀型ラジオ「RadioGlobe」のリソース

Hey Jude
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卓上の地球儀で世界中のラジオを再生できたら。。。。「RadioGlobe」はそんな願いを叶えた自作のガジェットだ。この DesignSpark RadioGlobe はDesignSparkの10周年とDesignSpark Mechanical v5.0のリリースを記念して開発された。この記事ではそんなRadioGlobeの仕組みや簡単な使い方を紹介する。

部品リスト

Qty Product 品番
2 Bourns 1024 (Position) Pulse Absolute Mechanical Rotary Encoder with a 3.17 mm Plain Shaft (Not Indexed), Through Hole 7899490
1 1m x 4mm Diameter 303S31 Stainless Steel Rod 0682810
1 Raspberry Pi 4 4G Model B 182-2096
1 Raspberry Pi, 15.3W AC DC Adapter 5.1V dc, 3A, 1 Output Power Supply, Type G 187-3416
100 RS PRO, M4 Brass Threaded Insert diameter 5.6mm Depth 7.95mm 278-556
1 RS PRO 1.75mm White PLA 3D Printer Filament, 1kg 832-0223

地球儀を回転させると世界中のラジオが流れるRadioGlobe。その魅力と開発リソースをご紹介。

RadioGlobeとラジオ

RadioGlobeは世界中のラジオ局、約2000局を、地球儀上から地域選択で再生してくれる。これらは、それぞれの国や地域の音楽やニュースが流れており、自室にいながら世界中の雰囲気をかんじることができるようになっている。例えば東京から出ることなくニュージーランドの伝統的で文化的なラジオを聞くことも可能だ。もちろん Radiko のようなアプリを使えばいろんなラジオ局を聞くことができるのかもしれないが、RadioGlobeではこれを世界規模に拡大し地球儀というインターフェースで実現しているところが魅力である。

ニュース

ニュースは従来のラジオでも大きな要素であった。RadioGlobeでももちろん同様であるがそれ以上に面白い視点を提供できている。普段私が聞いている国際ニュースは正確な情報を伝えていると思い込む事が多い。しかしながら実際は地域によってさまざまな解釈が存在しその解釈の数だけニュースが存在する。私は最近、COVID-19についての最新ニュースを聞いていたがそのニュースを流していたラジオ局はBBCニュースなど一般的なニュースではなく、南アフリカのラジオ局であった。そのニュースは地元のDJが素直にそして大胆にCOVID-19について話していた。これは普段聞いている一般的なニュースではなかったので今まで知っていたCOVID-19の考え、知識とは違ったものに触れることができたのである。そしてその”違い”こそがポイントである。このように世界中のラジオを聞きやすくするように地球儀の角度を本来の角度から6.5°傾けたがそれは特定の場所が優先的、優位的に探索できるという事でなくすべての地域を「等しく」探索できる偏りのない平等な世界をうまく表現できていると考えている。

音楽好きな人たちへ

音楽好きな人達はRadioGlobeに歓喜するであろう。毎日沢山の音楽に巡り合うことができShazam(音楽認識)などアプリを使えばよりRadioGlobeの面白さにとりつかれることであろう。もちろんこれと似たことはPCやスマホですぐにできる。重要なことは、RadioGlobeのようなインターフェイスに価値があるということだ。実際簡単なデモを私の四歳の息子に施行してみたら息子はRadioGlobeの仕様に直ぐに慣れ使いこなしていた。これには私も驚き、RadioGlobeのUI・UXは予想以上の性能、機能を持ち合わせていることがわかる。

オープンソース

この開発プロジェクトはオープンソースで公開している。よって自前で組立てることはもちろん、自分なりの改良も可能である。GitHub のリポジトリは誰でも利用可能である。ぜひDesignSparkのコミュニティで自分のカスタムRadioGlobeの紹介記事を投稿してほしい。すべてのクレジットはGitHubで提供されておりそしてそれを複数の有名な企業のデザイナーが見ていることがわかっているので今後どうなるかはまだ不明だがよい方向に転じる可能性は十分にある。

感謝の気持ちとこれからの開発者へ

プロジェクトの詳細については私のRadioGlobe Vlog (LINK)を確認してほしい。このプロジェクトはDesignSparkの10周年記念の一環として作成した。単に「何かすごいことをする」という依頼を私に設定してくれた彼らに感謝している。そしてこのプロジェクトがデザインブリーフに役立つ事を願っている。DesignSparkがVlogとGitHubの機能を用いてオープンソースについてのあれこれをサポートしてくれたことも感謝している。私はDyson、Sugru、LEGOで長年の間にわたって学習してきた者として「既製品など完成体、完全体」ではなく「欠点をすべてさらけ出したもの」という透明性を重要視して開発を行っている。Vlogはそんなプロジェクトの透明性を明らかにするようなものであり日々の作業の失敗、浮き沈み、そして成功、勝利などをそのままを残すことができている。VlogやGitHubがプロトタイプ製作、3Dプリント、PCB及びたくさんのコードの設計(デザイン)に興味のある人たちに役立つことを願っている。ハッピーメイキング!!!

RadioGlobeのロゴ

スコープとLCD

DesignSpark Radio GlobeはRaspberry Piを搭載し高精度のロータリーエンコーダーを使用して再生したいラジオ局の所在地を特定している。ユーザーはジョグホイールとLCDインターフェイスを用いて2000か所以上のラジオ局に瞬時に直感的にアクセスできる。

CADモデリングと3Dプリントはプロジェクトの大きな部分を占めている。すべてのプロジェクトファイルはオープンソースとして提供されており、DesignSpark MechanicalやDesignSpark PCB Proなどのさまざまな形式で共有されている。

CADモデル

RadioGlobeの製作風景

このYouTubeプレイリストはプロジェクト製作を最初から最後まで見ることができる。

独自のRadioGlobeを作成したいなら!

完全な作成手順はInstructablesに掲載されている。

すべての主要コンポーネントは、RS ComponentsおよびAllied Electronics(北米)から入手可能。

すべてのコードはDesignSpark GitHub repositoryで入手可能。

デザインファイルが大きすぎてサイトにに直接添付できないため、zip形式で圧縮している。

CADファイル

STL files for 3D printing

DesignSpark Mechanical Files

Solid Works files

PCBファイル

DesignSpark PCB Pro files

オープンソースライセンス -

Software and firmware: Apache 2.0 -  すべてのコードはDesignSpark GitHub repositoryで入手可能。

Hardware - CERN OHL v2, the permissive variant "CERN-OHL-P" - すべてのデザインファイルはクラウドサーバー上に在り、そのリンクについては添付ファイルを参照。

設計:ジュード・プーレン
ソフトウェア開発:ドナルド・ロブソン

ご支援ありがとうございました:

DesignSpark PCB Proレイアウトを担当してくれたケビン・ホブス氏
DesignSpark Mechanicalのサポートを担当してくれたジョイディプト・チョウドリー氏
ハードウェア設計サポートを担当してくれたライアン・ホワイト氏
全般的な設計サポートをしてくれたピート・ミルン氏
テストを行ってくれたピート・ウッド氏

Winner of the 2020 Alastair Graham-Bryce "Imagineering" Award (IMechE), Jude thrives in high risk collaborations, uncertainty and pressure - drawing from global networks and experiences to deliver high profile campaigns and digital/physical products. A leading Creative Technologist & Physical Prototyping Expert, Jude has worked for NHS, Dyson, LEGO, and a number of start-ups. He is one of the eight featured inventors in BBC Two's Big Life Fix.

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