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自分の呼気の品質をチェック! 「ブリージングドレス」

こんにちは、初めましてジャスミンと申します。私は機械設計エンジニア、作家、イラストレーター、そしてクリエイターとして日々活動しています。私はアートやストーリーテリング、テクノロジーを通じて、人々をSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)の世界に引き込むことに情熱をかけています。例えば、FIRSTでスチームパンクをテーマにしたロボット用ゲームアリーナの設計を手伝ったり、紙やダンボールを材料としたロボットを設計したり、STEMベースのコミックを書いたりと、あらゆることを行ってきました。今回は空気の質に着目した「ブリージングドレス(Breathing Dress)」というコンセプトを紹介します。

今回はDesignSparkのAir Qualityプロジェクトの一環として、私たちが吸い込む空気の効果を可視化することを検討しました。この「ブリージングドレス(Breathing Dress)」というコンセプトについて紹介していきます。

あなたがスモッグの漂うロサンゼルスに住んでいたら、10年後のあなたの肺はどうなっているのでしょう?もしくは、アルプスの澄み切った空気の場合ではどうでしょうか?この二つの環境で違いは出るでしょうか?そのような疑問をこのドレスは答えてくれます。

このドレスはあなたの現在の肺の健康状態を描き出すだけでなく、より重要なポイントとして、現在と同じ環境に居続けた場合にあなたの肺がどのようになるのか、未来を映し出してくれるのです。

コンセプトイメージとアイデアスケッチ

では、今回のプロジェクトの初期発想や形にしていくまでの流れを紹介します。

図 コンセプトを反映したデザイン案

  • コンセプト1:肺の肺胞を模した3Dプリントされた気泡ディヒューザーを搭載
  • コンセプト2:幾何学的なパネルにディヒューザーを重ねて肺のような模様を表現
  • コンセプト3:予想寿命はLEDの点灯数でよりわかりやすく表示

主要材料/部品リスト

コンセプト

大気(質)センサーは蓄積的な健康ダメージや長期的な肺の健康状態を示すことはできません。このプロジェクトでは特に時間経過の側面に焦点を当てることで、ドレスをタイムマシンのように用いて時間とともに肺の健康状態がどのように変化していくかを可視化してくれます。具体的には、ドレスのLEDの発光が単に現在の空気の質だけでなく、長期的な”未来の肺の健康”を見せてくれます。

プロジェクトが生まれたきっかけ

このプロジェクトは私のプランに合わせて靴箱に収まるようなデザインにしました。それは「私の旅」が物語の一部となって訪れる場所や吸う空気が、メモリアルに健康状態を描いてくれたらどんなに素晴らしいかを想像したのがきっかけです。以下はその想像をいくつかの具体的な事象に当てはめて考えたプロジェクトの重要なポイントです。

  • 空気の質が悪いと体に累積的かつ長期的なダメージを与えます。反対に、空気の質が良いと肺の健康状態が回復することもあります。この事実を体感できるデバイスが必要です。
  • 空気の質を測定するセンサーは今の空気の質を教えてくれるだけで、未来の空気の状態や健康への影響を教えてくれません。私たちには、様々な活動(旅行、さまざまな環境・国での生活等)が現在の私たちの健康はどのような影響を受けているのか、将来的にどのような意味を持つのかを理解させてくれるデバイスが必要です。
  • また、現在の環境で居続けた場合の数年、数十年先の肺の健康状態をよりわかりやすく「見れる」、タイムマシンのようなデバイスが必要です。

私とブリージングドレス-Air Qualityプロジェクトをフォローする:

本記事ではブリージングドレス(Breathing Dress)プロジェクトの発想の初期段階と、必要最低限の概要をお話ししました。以下の記事では本プロジェクトの本格的な内容と実際の構築を説明しています。ぜひ、ご覧ください、そして読者の方もプロジェクトを構築してみてください!

  • Update #1:イントロダクションとドレスデザイン
  • Update #2:実際に接続を開始する&SPS 30センサーを接続する
  • Update #3:データを使用してLEDを使ったビジュアルを作成する
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