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Bluetooth 5のメッシュ機能によりノードネットワークとその範囲の拡張を可能に

6月、Bluetoothの標準化を推進するBluetooth SIG団体はBluetooth 5.0に新たに“Bluetoothメッシュ機能“の追加を行うことを発表した。Bluetoothメッシュ機能はメッシュ状のネットワークトポロジーを構築し、ノード(Bluetoothを搭載した端末)の数や範囲をさらに拡張した「多対多」の通信を実現する。この「多対多」の通信により、家の自動化(ホームオートメーション)、照明、さらには在庫管理(アセットトラッキング)を統合することを可能にするのだ。近年、スマートホームという言葉をよく耳にするのではないだろうか。

Silicon Labs社は802.15.4ネットワーク技術に15年以上も関わってきており、私たちは1億を超えるSilicon Labs社のメッシュネットワークに関する機器を輸送してきた。開発者のサポートや、ZigBeeのメッシュ機能またはThreadの無線メッシュプロトコルを用いて簡略化するといった、私たちのメッシュネットワークによる解決策のノウハウは、あなたが新たにBluetoothメッシュの利用を検討する際に、その他の技術と比較するのに役立つはずだ。

メッシュネットワークがもたらす利益とは

メッシュネットワークは「多対多」の通信を実現する。この「多対多」の通信は、スマートホームといった家の自動化(ホームオートメーション)、照明、資産管理または在庫管理(アセットトラッキング)、そしてセンサーネットワークといった大規模ノードネットワークを構築するのに適している。メッシュ状の端末たちは直接端末同士で通信を行うことができる。以前のBluetooth 4.2は、範囲や通信するノードの端末には制限がある「ポイント・ツー・ポイント」と呼ばれるネットワークトポロジーを用いていた。

照明システムにおけるメッシュネットワークの開発は簡単に管理することが可能だ。通信が可能な距離が拡張されたということはつまり、スター型のネットワークよりさらにハブから離れた位置に照明を設置できるということなのだ。照明が設置できるネットワーク範囲が拡張されるということは、一つのゲートウェイで大きな範囲で通信ができるようになるということだ。

メッシュネットワークはビーコン発見機能を提供する。たとえば小売りに関するアプリケーションでは、ビーコンは製品の宣伝や、消費者の購買の習慣といった情報を収集するために利用される。さらに、在庫管理では、ビーコンはスマートフォンの範囲内ある必要がないので、メッシュネットワークを用いて管理するほうが簡単である。

Bluetoothメッシュネットワークの利点とは

以下にいくつかのBluetoothの特徴と、Bluetooth 5.0の利点を挙げる。

    • BLEは1:1ペアリングを提供し, 1対多、そして多対多トポロジーでのブロードキャストが可能(Figure 1)
    • スマートフォンやタブレットを介してクラウドとの接続が可能
    • ネットワーク規模とノード数の増加
    • セルフヒーリングネットワークプロトコルによる信頼性の向上
  • 短距離間における低消費電力での転送

 

 Figure 1.  様々なネットワークトポロジー

Bluetoothメッシュで始めよう

Silicon LabのBluetooth SoC (ERF32BG13)とBluetoothモジュール(BGM11S)開発者キットはBluetooth 5.0 SDKでのメッシュ開発で役に立つだろう。私たちの標準認証済みのBGM11S とMGM12Pメッシュモジュールは市場に投入する時間を短縮し、さらには最新のEFR32BG13 Blue Gecko SoCとのソフトウェア互換性を維持することができる。Blue Gecko SoCを使用することで、企業はBluetooth 5の完全な機能とBluetoothメッシュ接続を利用して、オンチップメモリに対してのOTA(Over-the-Air)をサポートする製品を市場に投入することが可能になるのだ。

Slicon Lab Blue Gecko BluetoothワイヤレススターターキットはBluetooth 5とオンボードのEFR32BG13 SoCとのBluetoothメッシュ接続を提供する。私たちはまた、準備や設定やメッシュノードの制御が可能なAndroid向けのBluetoothメッシュスタックと呼ばれるSDKを開発者に提供している。

 まとめ

メッシュを用いた設計の簡略化: 

あなたの設計プロジェクトの統合をサポートするために開発者キットとソフトウェア開発ツールを利用し、幅広い802.15.4メッシュネットワークの解決策やノウハウをもつベンダーを選択しよう。

迅速な市場への投入:

認証済みのワイヤレスモジュールを提供するベンダーを選択し、ワイヤレス設計の複雑さや、認証にかかる時間を減らそう。

生産性:

特許取得済みのネットワーク解析とパケットトレース技術、エネルギー分析、視覚的なアプリケーション設定が可能なSimplicity Studioでメッシュネットワークデバイス設計を最適化しよう。私たちのワイヤレスSoCおよびモジュールにおけるソフトウェアと開発ツールの互換性は、幅広いソフトウェアの再利用と開発にかかる時間とコストの削減を可能にする。

Silicon Lab社のBluetoothメッシュ開発ツールとBluetooth 5.0メッシュソフトウェアスタック(SDK)、そしてワイヤレススターター開発キットについての情報がほしい方は以下を参照してほしい。

www.silabs.com/bluetooth-mesh

Bluetooth 5.0 メッシュの製品:

EFR32BG12 Bluetooth SoC: (134-7227) (134-7264) 

EFR32BG13 Bluetooth Wireless System-on-chip (SoC)

BGM11S – Bluetooth SiP Module

MGM12P – Mesh Module

Bluetooth 5.0 メッシュの開発キット:

SLWSTK6020B    Blue Gecko Bluetooth Low Energy Wireless SoC Starter Kit (909-4095)

SLWSTK6101C  Blue Gecko Bluetooth® Low Energy SiP Module Wireless Starter Kit

 

  

jjmeeks さんはまだ自己紹介を入力されていません...

11 Aug 2017, 11:59