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ウェアラブルデバイスで心拍数や血液の酸素レベルを監視して記録しようと考える開発者向けのセンサが登場しました。わずか4.7 x 2.5 x 0.9mmのサイズという小型の光電センサ「BioMon」は、フィットネストラッカーやウォッチなどのウェアラブルデバイスへの組み込みを目的としています。さらに、現在ILSから3つのタイプが提供され、それぞれを実装したリファレンスデザイン基板を初期開発やプロトタイピングに利用することが可能です。
心拍数や酸素レベルのモニタリングは、緑と赤のライトの照射と検出により行います。緑ライトの照射素子を手首の心拍数測定に使用し、赤色又は赤外線照射素子を指の心拍数測定に使用、血液の酸素量の測定(パルスオキシメトリ)も可能です。フォトダイオードと組み合わせて、この赤外線LEDは近接センサとしても使用できます。
BioMonは、内部の光学的クロストークを遮る光バリアを備えているので、S/N比が向上しています。センサが肌に触れると自動で測定が始まり、離れると自動で停止します。
BioMonは各タイプによって特性が異なり、幅広い用途に利用できます。加えて、ILSのエンジニアが技術サポートにあたり、製品設計及びプロトタイピングを支援します。