ザイリンクスZynq Ultrascale + MPSoCでの高性能画像処理

ちょっとした画像認識機器から自動運転車両やドローンに至るまで、画像認識ソリューションは幅広い機器の心臓部となる重要ソリューションです。ザイリンクス製のチップ  Zynq Ultrascale+ MPSoCは、DisplayPortを搭載し、さらにプログラマブルロジックIOでMIPI DPhyをサポートしているため、組込み画像認識AIシステム用の優れたプラットフォームとして使えます。

本記事では、この  Zynq Ultrascale+ MPSoC チップを搭載したDigilent製 「Genesys ZU-3EG 」と 5MPカメラセンサー「PCAM 5C」を組合わせで開発された、アダム・テイラー氏のマシンビジョンシステムを紹介します。

彼は組込み機器の設計開発のエキスパートで、今回 ザイリンクスのFPGAを使って実現してくれています。MIPI CSI-2 / Pcam PLソフトコア、DisplayPortコントローラー、そして独創的PetalinuxなどのDigilent社のサポートソフトウェアを利用して、ハードウェア設計しています。

シンプルなアプリケーションソフトウェアが作成され、HDビデオ信号がGenesys ZU-3EGを介してストリーミングされ、オンボードで出力されます。 オンボードのDDR4 SODIMMメモリのおかげで、アダムはライブで高品質のビデオストリームを作成できます。

Digilentのプロジェクトページでこのビジョンシステムの詳細を入手頂けます。これらソースを活用することで、画像処理用の機械学習アプリケーションの実装を学ぶことができます。