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プリント基板のレイアウト設計を行う際、回路図を書かず直接アートワークしたいと思ったことはないだろうか?特に PCBEなどのツールに慣れていると、ツール起動後、直接基板にパターン図を描き始めたい方も多いだろう。
今回は実際にDesignspark PCB(以下PCB)を使って回路図をスキップしパターン図を描く方法を紹介する。
ライブラリのインポート
まず、内蔵ライブラリを有効化させる。
menu > File > Libraries > Folders
右上にあるAddをクリックしてライブラリのあるフォルダを選択する。適用をクリックしてLibrary Managerを終了させる。デフォルト設定の場
C:\Users\Public\Documents\DesignSpark PCB 8.0\Library
に加え、その下のUser、Default、Picaxeの4つを有効にする。
パターン図の作成
次にパターン図のファイルを製作する。
menu > File > New
画像の赤で囲われたPCB Designを選択してOKをクリックする。基板の基本設定ウィンドウが出てくるので設定していく。
基板基本設定ウィンドウの設定
最初に「次へ」を押して設定を始める。
"Use Default Technology" を選択。パターン設計で使用する単位を、Unitsで指定。(mm、inch、mil など)
ここで何層基板にするか選択。「次へ」を押す。
基板外形サイズを指定。先ほど指定した単位で設定することができる。
なお基板外形は後で修正することもできる。
最後にファイルの名前を記載して完了を押す。緑色で基板外形が表示されているので、そこにランドやパターンを書いていく。
部品を配置する
F3キーもしくは左上にある部品マーク、メニューバーのAdd→Componentをクリックして部品追加ウィンドウを開く。Libraryは「All」を選択。Componentに「R」や「C」を入力すると、該当する部品候補が表示される。
使用したい部品が見つかったらComponentの隣のAddを選択。部品を図面上に配置できる
今回は6つの部品を配置してみた。
Padを挿入する
配線する
配線するときにレイヤーを変更したい場合は配線途中にLを押すことで変更ウィンドウから変更することができる。
最後に
基板づくりが完成して発注するためのデータがほしいとなった場合はこちらに詳しく記載してある。