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DesignSpark ToolBoxは、プロのエンジニアから趣味でやる電子工作まで、様々なエンジニアがより効率の良い仕事ができるよう、便利なお助けツールを提供している。今回は、このうち、3つの代表的なお助けツールを紹介しよう。
■LED電流制限抵抗
DS ToolBoxが提供するLED電流制限抵抗ツールは、単一または複数のLEDを駆動する際に、電流を制限するための直列抵抗の値を決定するのに非常に役に立つ。
使い方はとてもシンプルだ。電源電圧と直列に繋ぎたいLEDの数を入力するだけである。もしLEDの色や特性電圧、電流が分かっている場合は、それを入力することもできる。
LEDの色を入力すると、アプリケーションが自動で電圧と電流を記入してくれる。そして、直列抵抗の値やそのときに流れる電流も自動で計算され、簡単に回路が設計できるようになっている。
■Op Amps
オペアンプの計算も簡単だ。反転増幅回路や非反転増幅回路、積分、微分回路の計算を自動で行うことが出来る。オペアンプ回路の種類を選択し、欲しい値以外を記入するだけで、目的の値が自動で計算される。また、回路の増幅率などを求める計算式も画面下部に表示される。
■表面実装抵抗
このツールは、表面実装抵抗(SMD)の値を判別するときに役に立つ。表面実装の場合、抵抗の値は抵抗表面に記載されている番号を計算すれば求めることが出来る。SMDの表面には3つか4つの数字が記入されていることが多い。また、数字2つと英字が記入されているSMDも存在する(EIA-96コードという表記方法)。このように、表面実装の抵抗は抵抗値を計算するのにひと手間かかってしまい、計算方法を覚えるのも大変だ。DS ToolBoxの抵抗計算ツールでは、記入されている数字や英字を記入するだけで簡単に抵抗値を確認することが出来る。逆に、抵抗値を記入して表記コードを計算することも可能だ。
DS ToolBoxは他にも多くの便利なツールを提供している。これからも機能が追加され、より便利になっていくようだ。この機会にDS ToolBoxを利用して、回路設計の効率化を図ってみてはどうだろうか。DS toolboxは、Android、iOS、Windows で使用することができる。