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SIEMENS(シーメンス)のIoTゲートウェイ「SIMATIC IOT2020」の独占的な供給を開始し、産業用IoTデバイスのポートフォリオを拡大

 

電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社は、10月27日より、SIEMENSの産業用IoTゲートウェイである「SIMATIC IOT2020」の独占供給を開始し、産業用IoTデバイスのポートフォリオを拡大することを発表しました。

日本、2016年10月27日 - 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、10月27日より、SIEMENS(シーメンス、本社:ドイツ)の産業用IoT(Internet of Things)ゲートウェイである「SIMATIC IOT2020」(RS品番:124-4037)の独占供給を開始し、産業用IoTデバイスのポートフォリオを拡大することを発表しました。

Industrie 4.0(インダストリ4.0)等の産業IoTの需要拡大予測から、インターネットに接続される機械・装置・機器は今後何年かの間に数百億台に達すると見込まれています。また、こうした成長に寄与する世界的なIoT技術の傾向として、IDE(Integrated Development Environment、統合開発環境)をはじめとする使いやすいオープンソースのソフトウェアの増加やハードウェアの進化が挙げられています。SIMATIC IOT2020は、こうしたトレンドを取り入れることで、産業用IoTに携わるエンジニアに最もシンプルなソリューションを提供し、産業用IoTの課題解決に貢献します。

SIEMENSのSIMATIC IOT2020は、各種産業分野において既存の機器用途向けに設計されたオープンかつフレキシブルなIoTゲートウェイで、イーサネット、USB、microSDといったインタフェースを利用することで、あらゆる機器やネットワークを通じたデータの検索、処理、解析、送信に使用できます。SIMATIC IOT2020は、Arduino IDEやYocto Linuxといったオープンソースのソフトウェアが利用でき、JavaやC++、JSONといった高水準言語でのプログラミングも可能です。またModbus、PROFINETをはじめとする各種産業用通信プロトコルを介することで、より多くのオートメーション機器やセンサとの通信が可能となり、MQTTやAMQPを介したクラウド・ソリューションへの直接接続も実現できます。さらにSIMATIC IOT2020は、オンボード・インタフェースに加えて、ArduinoシールドおよびオンボードPCIeポートによる拡張も可能です。

SIMATIC IOT2020はCEやUL等の各種の認定を取得し、また手頃な価格帯であることから、IDE環境への導入トレーニングを目的とした用途に最適です。また、本デバイスは教育機関で求められる多くの要件を満たしており、学生の皆さまに実用的な開発経験を体験してもらえるプラットフォームを提供します。また教育用途に加え、新興企業やメーカーにおいては、独自のアイディアを活用した専門的なアプリケーションやプロジェクトを迅速に開発することができます。

今日の産業オートメーションの進展においてSIEMENSは、10年前には考えられなかったレベルの信頼性と相互接続性を実現する重要な役割を担ってきました。SIMATIC IOT2020は、先進的なIoTアプリケーションの開発に求められるフレキシビリティを提供します。

今回取り扱いを開始するSIEMENSの「SIMATIC IOT2020」は、当社オンラインサイト「RSオンライン」(http://jp.rs-online.com)にてご購入いただけます。(アールエスコンポーネンツはSIEMENSの販売代理店です。)
 
 
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