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Sensirion SHT31 Smart Gadgetをレビュー

Sensirion SHT31 (123-7130) Smart Gadgetは、温度および湿度センサを搭載したデバイスで、すぐ簡単にセットアップして、Bluetoothでの通信を始められる。 

この小さな箱に入ったデバイスに何ができるのか確かめるのを楽しみにしていた。これらのセンサは、自動車、空調、コンシューマ製品など温度や湿度計測が重要なさまざまな場面で使われるようになってきている。

この黄緑色の箱はわずか8 cm x 3.5 cm x 0.8cmというサイズで、開けるとセンサーボードと説明書、そして小さなモジュールを挟んで立てるためのプリント基板が入っている。CR2032バッテリ (866-0672) がすでにボード上のバッテリホルダに取り付けられており、あとは絶縁タブを引き抜くだけでディスプレイが表示される。

 

ディスプレイには、気温と%の相対湿度が表示されており、0.01刻みの1秒ごとの更新となっている。


ディスプレイ上部には、相対湿度が表示されていますが、短くスイッチを押すと摂氏での露点が表示される。ボタンを押しながら、バッテリを挿入することで華氏表示になる。

主な機能がBluetooth SMARTモードで、ボタンを1秒以上押すことで有効化される。 ディスプレイには、RFONと一瞬表示され、Smart Gadget IDとともにBluetoothのアイコンが点滅する。これにより、Bluetoothのマスターからこのデバイスを見つけることが可能になった。

Smart Gadgetのアプリは、AndroidおよびiOSのどちらにも対応している。すでにスマートフォンにアプリを導入していたので、アプリを起動するだけで接続の準備が整う。"Settings"を選択すると、Smart Gadgetsタブで探索が行われ、すぐに自分のデバイスが見つかり、 Settings Connectionsスクリーン中で接続されたことが表示された。

 

 

 

アプリは素晴らしく、リモートでのモニタリングが簡単に可能となった。オフィス環境で最大20mまで離して使うことができた。

アプリのダッシュボードには、気温、湿度、露点、体感温度が表示される。

 

"Comfort Zone"(快適範囲)タブでは、視覚的にプロットされた温度と湿度によって現在どの程度快適なのかを知ることができる。

 

履歴は、"History"タブにあり、画面上部の気温、湿度、露点、体感温度といったタイトルを選び、データを選択することでグラフ表示できる。設定画面でsmart gadgetsバーをタップし、現在の接続デバイス名(もしくは、複数接続されているときは必要なデバイス名)を選ぶことで、データロギングの詳細を変更することができる。ロギングの間隔は、1秒から3時間まで設定でき、データのダウンロードが行われる。

   

 全ての機能をすぐに使うことができるので、まずはSensirion SHT31 (123-7130) Smart Gadgetを詳しく試してみて、将来の設計で利用するか検討するのが良いだろう。

SHT31 Smart Gadget 開発モジュール RS (123-7130)

SHT31-DIS-B シリーズ 温度 & 湿度センサ RS (876-5061)

SHT31-ARP-B アナログ出力 温度 & 湿度センサ RS (876-5067)

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