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このプロジェクトは、Opiron Electronics社によって開発されているもので、IndustrialShields社のPLC 「Ardbox Relay (885-0917) 」とラズパイベースの「Touchberry Pi (885-0932) HMI」を使って、空調システムを遠隔から操作できるシステムを目指すものです。
空調システムにはリレー接続のための電磁開閉器が通常用意されています。リレーをArdbox Relay PLCに、PLCをTouchberry Piに接続することで、遠隔で空調を操作します。
Hardware and communication
ハードウェア:
- Ardbox Relay PLC: 18デジタル入力/出力を備えたArduinoベースのPLCであり、2つのコンピュータとI2Cを利用して通信可能です。
- Touchberry PI 10.1インチ: Touchberry Piは、10.1インチパネルPCで産業用の環境で利用されることを前提に設計されており、人気のRaspberry Piをベースとしています。
これら2つのデバイスは12C通信で接続されています。このプロトコルの大きな利点はその柔軟性です。最大128スレーブデバイスをTouchberry Piに簡単に接続できます。
ソフトウェアおよびコード
SCADA
myscada technologiesによりコードが提供されており、オープンソースで(Touchberry Piの中身である)Raspberry Piでテストされています。 I2C通信には一つのマスターが必要です。その他のデバイスはスレーブとなります。今回は、Ardbox PLC Relayはスレーブとなり、Touchberry Piがマスターとなります。
Ardbox PLC コード (Arduino IDE)
Touchberry Piの構成
ステップ1
Touchberry Pi上のI2Cモジュールを有効化します。
ステップ2
root権限で /etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf を編集し、i2c-bcm2708 をブラックリストに入れている行をコメントアウトします。
$ cat /etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf
# blacklist spi and i2c by default (many users don't need them)
blacklist spi-bcm2708
#blacklist i2c-bcm2708
ステップ3
i2c-devを /etc/modulesファイルに追加することで、ブート時に読み込まれるようになります。
# /etc/modules: kernel modules to load at boot time.
# # This file contains the names of kernel modules that should be loaded
# at boot time, one per line. Lines beginning with "#" are ignored.
# Parameters can be specified after the module name.
snd-bcm2835ipv6 i2c-dev
ステップ4
i2c-toolsをインストール
$ sudo apt-get install i2c-tools
$ sudo adduser pi i2c
STEP 5
Touchberry Piを再起動します
Opirionのソリューションの重要なポイント
スケーラブルなシステム: このシステムでは様々な複数のデバイスをTouchberry Piに接続できます。
オープンソースベース: とても大きな柔軟性と様々なインタ^ネット上のリソースが存在し、たとえ失敗したり実装の変更が必要な時にも便利です。
遠隔操作: 空調はHMIパネルから操作できます。
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