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DesignSpark CADツール活用事例: イギリスのNTElectronics社のケース

DesignSparkでは、DesignSparkのCADを使ったユーザ事例を紹介しています。今回、DesignSpark PCBとDesignSpark Mechanicalで製品を設計しているイギリスのNTElectronics社のAllen Brooks氏にお話を伺いました。              

私はAllen Brooksと申します。私は、イギリス北東部のニューキャッスルにあるNTElectronics UKでシニア電子・ソフトウェアエンジニアを担当しており、主にマイコンを使った様々な工業電子機器を設計しています。

我々の仕事では、はじめに制作物の概要・コスト・手続きを見積りクライアントに提案します。それが受入られ実設計を進めることになると、まずケースの機械設計を行い、回路図を設計し、DesignSpark PCBによる基板レイアウト設計を行ったのちに、マイコンのソフトウェアの概要を決めます。

またときに、製品には専用のケースが必要になる場合もあり、このような時にはDesignSpark Mechanicalを使って設計を行います。プラスチックのケースが製品に必要な時は、DSMでSTLファイルを生成することで、生産用の成型を行う前に評価用に3Dプリントしたケースを作ることができます。

もともと、回路図の設計にはOrCAD®、プリント基板の設計にはAutoCAD®を利用していました。これは、基板設計のソフトウェアがまだ初期のころで、とても高価だったときの話です。これらのソフトウェアから移り、Express PCBを使い始めるようになりましたが、ボードのサプライヤがExpressに制限されており、料金を払わなければガーバーファイルを出力できず、遅れが生じてしまうことに幻滅していました。 何年か前に、はじめてRSからDesignSpark PCBが登場した時に移行をしました。

最近、我々はRobox 3Dプリンタを購入したため、クライアントの製品のケースを設計が可能になり、そのための3D CADとして選択したのがDesignspark Mechanical でした。これら2つのソフトウェアは、互換性があり、ケースの設計を行う際などにDSPCBで設計した基板の3DモデルをDSMに取り込むことができます。

たしかに、他のソフトウェア同様、DSPCBやDS Mechanicalにも改善されるべき点はあります。同じような問題は他でもありますが、これらを使いこなすにはその制約と癖をつかんでおく必要があります。我々は、そのようなソフトウェアの癖の部分を回避できるようにしています。DesignSpark PCBには10点中9点をつけられるでしょう。この1点はいくつかの癖に対しての減点です。

フォーラムには、素晴らしい知識を持った人々がいます。何か問題が発生した時はいつもフォーラムで質問を投稿し、答えもすぐに返ってきます。また、我々も時間の許す限り、他のまだ経験の浅いユーザの助けとなるよう貢献するようにしています。

DesignSpark PCBとDesignSpark Mechanicalを用いて設計したいくつかのプロジェクトをご紹介します。

パイプラインクローラ

クローラはバッテリ駆動(120V DC)で、建設されたパイプラインの中心へと進入し、溶接部でX線ヘッドを自動で位置合わせします。オペレータは特殊なフィルムでパイプの接合部の外側を覆い、X線の照射を360度にわたって制御します。クローラは12mmから36mmという厚さの鉄パイプの中にあり、溶接部の+/-5mm以内に合うよう制御し、X線ヘッドの姿勢も制御しなければいけません。Compass Pipelines社は、6-48インチの直径のパイプが使われる様々なクローラを製造しており、世界中で製品が使われています。
クローラの制御パネルはDS Mechanicalで、プリント基板はDesignSpark PCBで設計されました。

DesignSpark PCBを使うことで、円形や一部円形のボードも設計できました。これらの電子回路は、Compass Pipelinesのクローラに搭載される150KVのパノラマX線ヘッドのドライバに使われています。

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ドールハウスの照明

これだけ聞くと趣味やおもちゃの話のように思えますが、我々のクライアントの Ray Storey Lightingは専門家のコレクターや博物館のため、1/12スケールのドールハウス照明を作っています。これらのいくつかはチューダー王朝やジョージ王朝時代にはキャンドルがともされていましたが、我々NTElectronicsは照明内のキャンドルのちらつきを再現する6チャンネルのフリッカーコントローラを設計しました。基板はDesignSpark PCBによって設計されています。この製品は現在発売中で、イギリスやアメリカの有名な展示会で使われています。

NTElectronicsでは、DesignSpark PCBとDesignspark Mechanicalを使い、クライアントのほとんどの製品を設計しています。これは、これらのソフトウェアが安定していて、簡単に使えるものになっているからです。 DesignSparkのサポートによりソフトウェアは成熟してきているのもとても良いです。

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NTElectronics UKさまとAllen Brooksさん、DesignSparkツールの利用法や実例を教えていただき、ありがとうございました。

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22 Nov 2016, 13:23