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開発背景
近年Covid-19の影響により、テレワークやオンライン授業が推奨されるようになり、コロナの終息傾向が見られるようになった現在でもコロナ以前に比べてオンラインでできるものはオンラインで行うようになってきました。それによって、人々はパソコンに向かう機会が圧倒的に増加するようになりました。それに伴う心配事として無意識のうちに貧乏ゆすりをしたり、姿勢の悪化からボディバランスを崩すなど心身ともに健康被害が考えられます。
そこで、我々のチームでは貧乏ゆすりや姿勢の悪化を通知して教えてくれることでユーザが意識的に直せるための製品の開発を行いました。
提案
- センサで姿勢の値を測定
- RaspberryPiで測定した値から姿勢の良し悪しを判定し、サーバに送信
- サーバから姿勢の良し悪しのデータをAndroid Appで取得し、ユーザに通知を送る
設計
①ユーザとセンサ
ユーザの肩、左右の腿に3軸加速度センサを設置する
3軸加速度センサを用いる理由
ユーザの体の向きを3軸で測定でき、貧乏ゆすりも同様に腿に装着することで動いている時と動いていない時で差を確認することができると考えたため
②RaspberryPi
RaspberryPi側からセンサが取得したデータを用いて姿勢の悪化や貧乏ゆすりを検知
Webサーバにデータを送る
③Androidアプリ
Webサーバに送られたデータをAndroidアプリから取得し、姿勢が悪い時は画面に通知を送る
また、最初の姿勢の設定も行う
準備する
・MMA9452Q:1つ
・ADXL345(SPI/IIC) :2つ
・ジャンパー線:たくさん
・Raspberry Pi:1つ
・ブレッドボード:3つ
・養生テープ
実装
センサの読み取り
・通信方式: i2c
i2c用のライブラリはsmbus2を使用
・Raspberry piのi2cはデフォルトだとバス1 (GPIO 2, 3)でしか使えないので設定を変更
RaspberryPi
・言語 python3.7 (Flask)
・機能:タブレットからのGETアクセスを受け取り、デバイスの状態を変更する
・センサーの値を取得し続けるサブプロセス
・センサーの値から、姿勢の良し悪しを判定する
初期姿勢と現在姿勢の差分の二乗が一定値以上 : 姿勢が悪い (下半身 : 10000、上半身 : 35000)
Android
・AndroidStdion(Java)を使用
・httpURLConnectionを使って自ら立てたwebサーバにアクセス
・姿勢が悪くなった時に通知を送る
デモ
https://drive.google.com/file/d/1Plh_-x0oNtfXj7WrZfTrQdRxdM6NvCjr/view?usp=sharing