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Barth Elektronik製小型PLC 「STG-570 CAN」と「STG-700 STEP」を使用したプログラミング
今回取り上げるビデオチュートリアルは、 Barth Elektronik製「STG-700 STEP 」と「STG-570 CAN」 を使った簡単な機器の設計を5段階のステップに分けて解説しましょう。STG-570 CANは、手のひらサイズのPLCで、市場で入手できるロジックコントローラの中でも極めて小型なものです。これを使い、CAN-BUS接続したSTG-700 STEPを使って設計してみました。
STG-700 STEPは2相ステッピングモータの直接駆動が可能なほか、最大1.5Aの出力を4チャンネル備えています。今回のチュートリアルでは、ステッピングモータと状態表示用のLEDを、STG-700 STEPから制御します。
このデモのポイントは、 miCon-L portal のProSignで無料公開されているプログラミングツール「miCon-L software」 を使って、この2つのPLCをプログラミングしているところでしょう。. 「MiCon-L software」 は簡単な操作性で高度ロジックを開発できるツールです。 チュートリアルを見ていただければわかるように、このデモストレーションを簡単に再現できます。
Step 1 - 今回の開発で使用する部品の説明
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その他部品
- ステップ角: 1.8°
- 定格電圧: 24 VDC
- フレームサイズ: 42x42 mm
- 許容電流: 1 A
- 巻き線配置: バイポーラ
APEM LEDインジケータ
- 最大抵抗値: 10 kΩ
- 定格電力: 1 W
- 回転数: 1
その他
RS Pro DC電源ソケット
RS Pro 配線ワイヤ
RS ProスイッチングACアダプタ
Step 2 - 部品の配線
下の動画では各部品の配線について解説しています。
配線図についてはこちらをクリック
Step 3 - miCon-Lを用いたPLCのプログラミング
miCon-Lのダウンロードをインストール方法について紹介します。またPLCとPCの接続方法や完成したプログラムのアップロード方法について解説しています。
Step 4 - デモを実行するためのプログラミング
2つのPCL間で通信を行うためのCAN bus通信について解説しています。また、ステッピングモータ用コントローラをmiCon-Lで設定する方法と、回転速度を制御するために必要なポテンショメータ のデータを取得する方法について説明します。
STG-570/STG-700で使用したプログラムはこちら
Step 5 - モータをスムーズに回転
最後にmiCon-Lの設定を変化させてモータの調整を行います。
STG-570/STG-700で使用した調整後のプログラムはこちら
このデモがBarth製mini-PLCとソフトウェアmiCon-Lの理解に役立てば幸いです。上記のデモを複製して問題が発生する場合や、さらに機能を拡張したい場合は、miCon-Lフォーラムをご覧ください。FAQやオンラインサポートを提供しています
今後もこのようなチュートリアルを提供していきたいと考えています。ご希望のデバイスなどがございましたらぜひコメントをお願いいたします。
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