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開発の時短を実現! ルネサスのRL78/L1A Promotion Board

競争の激化や市場投入までの開発サイクルの短縮が進む中、組込み開発者は常に時間との闘いを迫られています。 このような背景を受けて、製品に対する顧客の要望を満たしつつ、製品開発サイクルを短縮できる、便利で柔軟な、使いやすい開発ツールが求められています。

ルネサスは、LCDディスプレイ機能を備えた低消費電力およびアナログ・アプリケーションの設計、試作および実装をサポートするため、RL78/L1Aシリーズの16ビット・マイクロコントローラを搭載したRL78/L1A RPB(125-8414)というクイック・スタート・プロモーション・ボードを提供しています。 このキットには、評価ボード、オンボード・デバッガ、および無償のデモ・サンプル・コードが含まれています。 さらに、ソフトウェア開発ツールは無償でダウンロードできます。 図1は、ボードの写真です。

図1 RL78/L1A ルネサスプロモーションボード(RPB)

RL78/L1A RPBは、エンジニアやメーカーの組込み開発者がハードウェアを追加することなく、新しいコンセプトやアイデアの検討に適した多機能ボードで、試作機や評価環境の迅速な立ち上げに貢献できるように設計されています。

 さらに、無償のデモアプリケーション用サンプル・コードが提供されるため、非常に簡単に開発をスタートすることが可能です。

RL78/L1A RPBはすぐに使用でき、組込みアプリケーションの開発とデバッグを開始するのに必要な全ての要素が揃っています。図2は、RL78/L1A MCUボードとディスプレイボードで構成されるRL78/L1A RPBのプリント基板を示しています。 こちらをご覧ください

RL78/L1A RPBで簡単立ち上げ

ルネサス エレクトロニクスは、これまでに、RL78ファミリの組込み設計を可能な限り簡単にできるよう取組んできました。

本ボードは既に動作可能なデモプログラムが書き込まれた状態で出荷されます。信号発生器、オシロスコープ/データロギングアプリケーションのデモで構成されるソフトウェアパッケージは、組込み開発者が迅速に評価を行うことができ、 RL78/L1Aを使用したシステム設計をすぐに着手頂くことが可能です。RL78/L1A RPBユーザマニュアルには、ステップバイステップでデモの実行方法を記載しているだけでなく、RL78/L1AのLCD駆動、アナログおよび低電力機能などを大いに活用できる手順も記載しています。

RL78/L1A RPBの主な構成と特長

  • 24MHzで動作可能なR5F11MPGAFB(RL78 / L1A)MCU

  • 128KBフラッシュ、8KBデータフラッシュ、5.5KB RAM

  • プログラミングとデバッグが統合されたエミュレータ機能

  • e2studio IDEとシームレスに統合

  • 128×128カラードットマトリクスPMODディスプレイボード

  • LCDディスプレイボード用のPMODコネクタ

  • ルネサス標準RSK LCDディスプレイボードの拡張ヘッダ

  • USBインタフェース(USB-UARTシリアルブリッジ)

  • 温度センサ

  • 様々なユーザーインタフェースオプション:

    • アナログ入力用ポテンショメータ

    • スイッチ

 

図2 RL78/L1A RPB プリント基板

 

あなたのアイデアをRL78/L1A RPBで実現しましょう

  • アプリケーションとしてのアプローチ:

    • 組込み開発者にご満足頂くため、ソフトウェアの開発効率を大幅に向上させる、豊富な機能を備えた評価ボードを動作させるデモアプリケーションと、サンプル・コードをご用意しています。

  • RL78/L1A RPBは、組込みの開発期間を短縮します

    • RL78/L1A RPBには、プログラマブル信号発生器とオシロスコープ、データロガーデモ・サンプル・コードが同梱されています

    • RL78/L1A RPBは、RL78/L1Aのアナログおよび低電力機能を紹介し、使いやすいヒューマンマシンインタフェース(HMI)で提供しています。

    • 注目すべき点は、提供されたデモ・サンプル・コードを実際の製品のベースとして使用できることです。回路図とCソースコードを無償でダウンロードするだけで、アプリケーションごとのニーズに合わせて容易に変更できます。

  • 全機能を1つのMCUで駆動 --- RL78/L1A

図3に示すように、アナログフロントエンドはRL78/L1Aに内蔵されており、オペアンプ x 2ch、逐次比較型12ビットADC、12ビットDAC x 2ch、設定可能なリファレンス電圧を使用しています。 内部RAMは、動作波形をバッファに格納するために使用されます。 RL78/L1Aで使用されるDTC(データ転送コントローラ)やELC(イベントリンクコントローラ)などのインテリジェントな周辺機能は、信号生成器およびオシロスコープ/データロガーデモの低消費電力を実現します。

RL78 / L1Aのような豊富なアナログ機能を備えた低電力MCUを使用することによる特長について、機能ブロックを示した図3で説明します。

図3: RL78/L1A RPBデモアプリケーションの主な特長

 

機能の動作説明:

■ 調整可能な信号発生器;

  • 信号発生器は、三角波、方形波、正弦波などの様々な波形を内蔵12ビットDACおよびレール・トゥ・レールオペアンプから生成します。

  • 各波形タイプの基本パターンはフラッシュメモリに保存されています。 しかし、動作波形バッファ自体はRAMメモリ内に配置され、選択された波形パターン、倍率、およびオフセット値を含むパラメータの組み合わせによって定義されます。

  • これらのパラメータのいずれかがユーザによって変更されると、波形バッファは所定のアルゴリズムに従って再計算されます。

  • タイマ・アレイ・ユニットを使用して、信号発生器は一定間隔で出力への変更します

  • ハイライト: CPUを介さずに信号発生器の動作を実現し、CPU負荷を軽減します。

■ プログラマブルゲインオシロスコープ

  • オシロスコープは、レール・トゥ・レール オペアンプ、12ビットADC、低抵抗スイッチ、およびディスプレイで構成されています。

  • オシロスコープトレースが記録されていない状態では、システムはトリガ待ちとなります。

  • オシロスコープの動作は、DACとコンパレータを使用してトレースのトリガにします。

  • ハイライト: オシロスコープのトレースは、CPUを介さずにELCとDTCによって自動的に処理されます

■ ELCとDTCのイベント処理

RL78/L1A RPBデモ・サンプル・コードは、DTCとELCを使用してCPUとは独立して複雑なタスクを実行する方法を示しています。 これにより、CPUは他の処理や低消費電力モードに入ることができます。

DTC: データ転送コントローラ(DTC)はハードウェアイベントに基づいて、あるメモリ領域から別のメモリ領域にデータを転送します。

  • A/D変換終了によりDTCがA/D変換結果をバッファに転送します。
  • タイマインターバル割り込みなどを発生させ、DACを更新するようなケースでも、DTCをお使い頂くことで、CPUの介在なしにDACを実行することができます。

DTC: DTCのチェイン転送により1つのイベントで一連のデータを連続して転送することもできます。

  • デモの中では、コンパレータの割り込みが発生により、DTCはまずADCデータを読み出し、その後、一連の連続した動作を行います。 最後に、ADCデータが更新されたかによって、DTCが起動します。DTCは自動的に新しいデータをトレースバッファに転送します。

  • RL78 / L1AのDTCとELCの組み合わせにより一連の流れの中で計測が可能です。これにより、CPUの負荷が軽減され、消費電力が削減されます。

ELC:ELCは、周辺機能の動作終了フラグにより、別の周辺機能を開始することができます。

■ヒューマンマシンインタフェース

    • ユーザがオシロスコープのデモンストレーションを構成および操作するために使いやすいメニューシステムを提供します。

    • 得られた電圧波形はオシロスコープによってリアルタイムで表示されます

      1. SPIインタフェースを介してPMOD TM に出力
      2. UARTインタフェースを介して仮想COMポートに出力

 

本ボードのソフトウェアおよびその他の資料は、 こちらからダウンロードすることができます。

 お問い合わせ:

https://update.renesas.com/Inquiry/inquiry2.do?topic=help&language=jp&region=jp&action=inquiry2&country=jp

ウェブサイト:  https://www.renesas.com/ja-jp/

                                                                                             

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22 Mar 2017, 9:14

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