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絶縁抵抗計「MIT2500」のおすすめポイント

Megger MIT2500 (122-6801) は、豊富な機能を備えたハンドヘルド型絶縁抵抗計です。ユーザからの要望をもとに、2.5kV対応、200GΩ絶縁・導電テストを可能にしました。モータのテストやケーブルの設置及び試用など、さまざまな用途に適しており、広範な用途と回路のハンドヘルドテストの業界標準に対応するよう設計されています。

ハンドヘルドで2.5kVまで測定可能

通常は大規模な機器を現場に設置して行わなくてはならないテスト電圧でも、手に持って広範囲を簡単に計測でき、便利です。

大きなボックス状の計測器を計測ポイントやその近くに設置することが不便な場合もあります。つり下げも可能なこのハンドヘルドテスターでは、大きな機器の設置に伴う問題が発生することはありません。

電圧ステップを1~10Vで調整可能

計測の精度を高めには正しいテスト電圧の設定が必要です。最新のMegger絶縁抵抗計では、2%+2Vの「出力電圧の安定化」が可能なため、実際の出力電圧をほぼ完ぺきに調整することが可能です。そのため、テスト電圧を選択する際に、出力電圧を「推量」で設定する必要性が減ります。

例: これまではテスト電圧を775Vとして選択しても実際には852Vになる場合がありましたが、この新しいテスターで775Vを選択した場合、出力電圧が792Vを超えることはありません。

自動極性反転による導電抵抗

MITには極性反転試験モードがあります。これは欧州におけるアース導通テストに関する要件(EN60364及びEN61557-4)に適応できるよう、両極での導電実行を行う必要があるためです。

このモードで試験を行うと、まず一方の極性で導電テストを実行し、その後、計測を反転させてもう一方の極性で同一の計測を行い、どちらか値の高い方(つまり悪い結果の方)が表示されます。

極性による検査結果に差異が生じる理由は以下の通りです

  1. サージ保護デバイスなどの方向デバイスは、一方の極性に伝導し、もう一方の極性には伝導しないことがあるため、不自然に低い値になってしまいます。
  2. 電源に接続されている機器では、計測への干渉が頻繁に発生します。
  3. アース回路に低電流が流れている場合、正確性が著しく乱れたり、回路の抵抗が表示されたりします。

新設計の背面スタンド

MIT400シリーズから進化したMIT2500 (122-6801) は、再設計されたケース、背面スタンド、個別にヒューズにアクセスできる電池収納部が特長。オーバーモールド設計により、IP54の防水保護等級を満たしています。

電池5個から6個使用に変更

使用電池を6個にしたことで、容量が20%増加し、より高い電圧を供給します。計測効率も向上しており、電池が長寿命化。充電ステータスの表示も改善されています。

MIT2500 (122-6801) は、動作電圧が1000Vを超える場合など、高電圧での絶縁テストが必要な場合に最適です。

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