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考える速度でアイデアを形に―3D設計と3dプリントが爆発的に普及!
アイデアの実現
かつて製品企画の最初期、エンジニアたちは新製品のアイデアをスケッチや機能の箇条書きにまとめて周囲の人たちとコミュニケーションを図りました。しかしこれらの方法では新製品のコンセプトを正しく伝えることができなかったため、昨今では実際のモノとしてプロトタイプを作成するようになりました。
3Dプリンタは、プロトタイプを作るうえで、短時間・低コストでアイデアを現実の世界に出力してくれます。新製品のコンセプトやアイデアを正しく表現することができます。そのプロトタイプを実際のユーザに使ってもらうことでアイデアのブラッシュアップを手助けすることになります。丸太を削ったり粘土をこねるようなスキルも必要ありません。製造業者に高いお金を払うこともありません。
買っちゃう?作っちゃおう!
3Dプリンタと DesignSpark Mechanicalのような無料3D CADをつかって、コート掛けやトイレットペーパーホルダーシャワーヘッドやスマートフォンケースなど家庭用品を作ってみませんか? 込み合った店であれこれ歩き回るより少しは楽しくなるかもしれませんし、それに節約にもなります。
これと非常に似た原理が多くの分野で導入され、例えば遠隔地の施設ですぐに機能を回復するために部品交換が必要となる際にはかけがえのないものとなります。修理やコンセプトの実現のために独自の部品をプリントすることは、従来の障害を壊し、よりスピーディなイノベーションへの道を開きます。
最近、火星旅行への計画の一部として、国際宇宙ステーションでラチェットレンチが3Dプリントされ、宇宙旅行への大きな可能性が開かれました。ちょっと食欲が湧いては来ませんが、食べ物でさえも、プリントされ、消費されるようになっています。
生活で活用する
家や工場などでなにか部品を壊してしまったことを想像してみてください。修理部品の在庫を探し出すのは相当難しいし、おそらくは非常に高価でしょう。また、壊してしまったものが古かったり、一点ものでなかったりと代替部品が存在していないケースもありますが、このような場合、3Dプリントによって問題を解決できるかもしれません。もしそれが、基板保護用のプラスチックケースのような単純なものであれば、3DプリンタとDesignSpark Mechanicalのようなソフトを使って新しく自分自身で印刷することも簡単にできます。
ヴィンテージカーを復元するために3Dプリンタを使っている人たちもいます。これには、高価な3Dプリンタを使う必要がありますが、それでもエンジニアにヴィンテージパーツの再生策を頼むより安価であると考えることができます。ある企業では、 3Dプリンテッドカーを作ってしまいました!
あなただけのもの
完全にあなたのためにデザインされたあなただけの靴を作ることもできます。自分だけのメガネフレームやクリスマスデコレーション、付けづめ、新しいブリーフケース、(ハードルは上がりますが、)上で紹介したような車、などあなただけのものが考えられます。どんなものをあなたは作りますか!
ここで紹介したコンセプトやアイデアは、すでに商業的に、もしくはあなた自身で手に入れることができるものです。あとは、3DプリンタとDesignSpark Mechanicalおよびアドオンモジュール、そして少しの芸術的才能があれば十分です。
欲しい? ならば作ろう...
3Dプリントの良いところは、すでに何が作られているのかという枠から解放してくれるところです。3Dプリンタを持つようになったら、使っている3Dプリンタの制約の下で、作りたいものを作れるようになります。スマートフォンのオリジナルケースがほしい? プリントしましょう。新しいメガネケース? 作りましょう! もっとレベルの高いところでは、車のエンジンのバルブカバーを印刷したり、ジュエリーを作ったり、電子基板に使う部品でさえもプリントできるのです。
3Dプリントは医療現場でも使われるようになっています。人工関節を埋め込む際に、身体をスキャンして再形成することで、複雑な手術をすることなく医師が確かめることができるようになっています。
予算が許せば、あとは可能性を制限するのは想像力だけです。時間が経つにつれ、技術はさらに発展し、安く手に入りやすくなっていきます。欲しいなら、作りましょう!
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