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光アクティブコネクタ「BF4シリーズ」.
医療、計測機器をはじめ、多くの電子機器において大容量化に伴う機器内部・機器間のデータ伝送は高速化が進み、光伝送化への要求は明らかな高まりを見せています。
その一方で、従来の光デバイスは光ファイバの取扱いの難しさや、端面クリーニングの煩わしさなどが課題としてありました。これが障壁となって、光の扱いに慣れていない多くのエンジニアが光伝送化に踏み切れないでいました。「もっと簡単に光伝送化できれば」という潜在ニーズを掘り起こし、当社は2010年に業界初となる”光アクティブコネクタ”BF4シリーズを開発、販売開始しました。
BF4シリーズはヒロセ電機の強みであるコネクタメーカーとしての技術を活かし、「取扱いが容易な電気コネクタでの光伝送」を可能にしました。また、扱い易さに加えて超小型で低消費電力というコンセプトのもと、多くのお客さまから好評を頂き、様々な電子機器に採用頂いております。
◆特長
光伝送化のメリットとして、「高速伝送」、「ノイズ対策」、「絶縁」、そして「長距離伝送」の4つを挙げることができます。
BF4シリーズはコネクタに内蔵された半導体素子で電気信号を光信号に変換し、光ファイバでデータ伝送します。この当社独自の構造により、光伝送を電気コネクタ接続で可能にし、取扱いを容易にしました。これによって機器内配線の光伝送化への障壁の一部を取り除くことができました。
また、従来の光デバイスに比べて大幅な小型化・低消費電力化を実現させ、さらに耐高屈曲ファイバを採用することで取扱いのし易さを向上させることにより光伝送化のメリットと両立させました。
■ 光ファイバを使った0.05Gbps~6.25Gbps伝送対応。
(8B10Bエンコード形式推奨)
■ ファイバ1本で片方向通信
■ TX側プラグ内部にVCSELおよびVCSELドライバを内蔵
■ RX側プラグ内部にPDおよびTIA+LAを内蔵
■ 低消費電力(室温動作時) 80mW以下(2電源動作時)
120mW以下(1電源動作時)
■ SLVS-200インターフェース対応(LVDSトレラント)
■ 耐屈曲ファイバに対応(GI50/80)
■ 駆動電源 送信側(TX) +2.5Vまたは+3.3V
受信側(RX) +2.5Vおよび+1.5V【2電源駆動時】(※注1)
+3.3V【単電源駆動時】(※注2)
■ 誤嵌合防止構造
※注1 :2電源駆動 2種類の駆動電圧を使用することで消費電力を抑えること
が可能な駆動方法。
※注2 :単電源駆動 単一の駆動電圧のみで使用する駆動方法。
◆ピン配置
プラグハーネスのプラグ(TX/RX)ピン配置に関しましては、添付資料①をご参照下さい。
◆ピン説明
BF4MC-TX/RXの各端子(ピン)の詳細は以下の通りです。
●BF4MC-TXピン説明
●BF4MC-RXピン説明
◆推奨回路
単電源モード(+3.3V)使用時の推奨回路は、添付資料②をご参照下さい。
◆推奨動作条件
BF4MC-TX/RXの絶対最大定格は下記のとおりです。
●BF4MC-TX推奨動作条件
●BF4MC-RX推奨動作条件
◆嵌合方法
上からプラグをレセプタクルに押し込むだけの嵌合。
(BtoW基板対電線の電気コネクタと操作は同じです。)
◆抜去方法
専用治具(BF4-T2)にて容易に抜去できます。(挿抜回数:50回)
◆ご使用例
※ノイズ・絶縁の要求が厳しいFA市場にも実績があります。
◆その他
詳しくは、 http://go.hirose.co.jp/bf4 からお問い合わせ下さい。