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どんなデータロガーも、データを保存・表示・処理・エクスポートするためには、ロガー内部または外部に何らかのコンピューターが必要となる。
Picoデータロガー「PicoLogシリーズ」は、外付けのPCにUSB接続して使用するデータロガーだ。低コスト・十分な性能・柔軟性の3つを兼ね備えている。付属のソフトウェアで取得データの表示・分析・保存が可能だ。 ただし、たとえば電源の取り回しの難しい場所にノートPCに接続したデータロガーを、無人で長期間放置するというのは現実ではない。
このようなケースには、Raspberry Pi が役に立つ。ご存じの通り Raspberry Piは、安価で、汎用性の高さが強みだ。リリース以来、RAMは増え続け、プロセッサの速度は向上し、インターネットにも接続できる。今やRaspberry Piは産業および専門用途のアプリケーションにも利用されている。
PicoLog 6 を Raspberry Pi に接続して、より使いやすく
PicoがリリースしたPicoLog 6用のソフトウェアの最新バージョンは、Raspberry Stretch(OS)搭載のRaspberry Pi 4B、3B、3B +をサポートしている。
Raspberry Piと組み合わせることで、この新しいバージョンのPicoLog 6ソフトウェアはさらに柔軟性を手に入れ、Picoデータロガーの活躍の幅が広がった。
ロガーをRaspberry Piに接続すれば、安価なスタンドアロンロガーの完成だ。取得したデータをRaspberry PiのSDカードにローカルに保存できる。
または、Raspberry PiをWiFiまたはイーサネットで接続することにより、Picoロガーをインターネットに対応させることができる。これにより、無料で利用可能なオープンソースのVNCサーバーとビューアーを使用して、Raspberry Piへのリモートアクセスが可能になる。
また、PoE PiHAT(RS品番173-5595)でPower over Ethernet(PoE)機能を利用すれば、USB給電が不要になるだけでなく、同時にインターネットへの接続が可能になる。
Raspberry Piと併用することで、Pico Technologyのデータロガーが、簡単かつ安価に構築可能でパワフルなロガーとなることがお分かりいただけただろうか。
なおRaspberry Piは、Raspberry Pi Foundationの商標である。
Picoのデータロガーについて更なる情報をお求めであれば、こちらをご参照いただきたい。
RSで取り扱いのあるデータロガーはこちら:
(666-8154) PicoLog 1012マルチチャネル電圧データロガー
(666-8163) PicoLog 1216マルチチャネル電圧データロガー
(739-8607) PicoLog CM3 電流データロガー