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新型コロナウイルスの蔓延がもたらしたエンジニアへの影響は? Part 2 – 個人的な思い

異なる業界に属する6人のエンジニアに、COVID-19が蔓延したことによる仕事への影響についてうかがいました。

まずは、ビジネス/会社に関する質問に回答していただきました。Part 2では、一般的または個人的な思いに関してお聞きしています。

Who:

Name Photo Job Title Company
Emily Harford Emily_Harford_5e70b0ca52d5ad00ee8dba314c5b78d5032b7cf9.jpg Design Authority 主任エンジニア UKAEA (英国原子力公社)
Mark Mellors Mark_bd3f6021acd88fdf84de88f7967bfb46fcd11fae.jpg フリーランスエンジニア Mechancially Minded (私だけの会社!)
John Grimshaw John_Grimshaw_bd9d91366ae773252aca898ba1bd08ba42beace6.jpg エンジニアリングマネージャー / (コロナ蔓延当時は製品開発マネージャー) iXtract Ltd (創立8週目) / (Elcometer Ltd)
Julie Winnard DSC_garden_photo_face_crop_104f0cef7dfc2e0532050d7c13809566db31ff95.jpg ディレクター兼リードサステナビリティコンサルタント Haynard Ltd (私だけの会社!)
Mike D Mike_Davies2_019544427f1e13f5346b3421162b6c467b42ce65.jpg デザイン、ビルドエンジニア JD Controls
Andy Stanford-Clark ASC_At_Blackgang_89ab0142c181258d409ecc7e0f54d1481d237ab3.jpg 最高技術責任者 IBM UK & Ireland

日々の仕事に対する影響は?

Name Response
Emily 自宅で無理なく、楽しく仕事ができました。ただ、ビデオ会議にはもううんざりです。
Mark 基本的に、私の仕事はプロトタイプまたは製造部品の作成をすることが多く、これを研究所でテストし、設計や仮説の検証を行います。この作業に関しては、明らかにCOVID-19の影響を受けました。ですが、全体的にみると、一緒に仕事をしているチームとはなんとかか作業を続けることができ、私の仕事は今までとそれほど変化はありません。「経験を積んだ社員」として、基本的にどこでも仕事ができることを感謝しています。
John 対面での会議はMS Teamsに変わりました。はじめは色々ありましたが、職場よりも自宅の環境の方が快適だと感じ、直接会うよりもはるかにはかどりました。
Julie 全体的に仕事は減りましたが、自宅で長期間、安定したアルバイトの仕事ができました。
Mike 部品メーカーと納品業者間のやりとりにおいて、特に技術的な問題に関しては対応に非常に時間がかかり、自宅の通信回線を改善しなければなりません。
Andy 毎日の働き方は大きく変わりました。以前は、毎日6時間通勤時間がかかりましたが、今はまったく違います。通勤中、電車の中で過ごす時間は、生産的な時間だったと感じています。最近では、一日中、Webexの呼び出しが、絶え間なく続く日々を過ごしています。20分と50分の通話に切り替えて、その通話の合間に「一息つく時間」を設けましたが、異なる内容のコールが続くのでかなり疲れます。

コロナ禍において、自分のスキルや知識、設備を活用し、誰かを支援しましたか?

Name Response
Emily 私は車を持っていて、時間もありましたので、様々な人の代わりに処方箋を取りに行ったり、買い物をしたり、フードボックスを配達したりしました。また、生活維持に必要な職種の方々の自転車の修理も手伝いました。
Mark フリーランスの仕事は自由が利くので、小規模なPPEの生産をサポートする(大半はリードしました)時間を作ることができました。プロトタイピングや医療機器の要件と規制に関する知識や、製造コミュニティと地元産業の両方へのつながりを活かし、ニーズ(地域の病院)と供給元との間に立ちました。さらには、フィードバック用のプロトタイプPPE設計を支援し、製造方法を選び、品質と安全性を確保するための過程を決め、生産ラインを整備しました。私のチームは、約5,000枚のフェイスシールド、50,000枚のマスククリップ、2,000枚のマスクキット、プロトタイプガウン、ガウンテスト装置をすべて適切な基準に則って製作し、技術ファイルや文書を作成しました。
John

正直なところ、コロナ禍はじめの2ヵ月間のほとんどの時間、人々に誤った安心感を与えてしまっている、COVID-19から守る効果がない3Dプリントマスクの購入をやめさせることに費やしました。とあるマスクを3Dプリントできるかどうかを国民保健サービスから聞かれましたが、フェイスシールドを3Dプリントして、それが効果的に機能するかどうかは不明であったため、リスクを冒すつもりはないことを説明する必要がありました。ただし、3Dマスク自体を問題視しているわけではありません。

幸運なことに、イギリスで大流行が起こる4〜6週間前にウイルスと戦うべく、様々なことに取り組んでいたイタリアのメーカースペースに友人がいました。彼らが持つ情報をイギリスの知人に伝え、すでに誤りが示されているものを除くことで、時間および材料を節約することができました。格別何かを「やりとげた」というわけではありませんが、正確な情報を伝え、誤った情報には異議を唱える、ということで貢献しました。

Julie 私は、別の場所で得た優れた経験や、様々な人脈とオンラインの情報を使用して今後起こるべきことを予想し、企業のロックダウンに向けた準備の策定をサポートしました。今では、クライアントがビジネスケースでの議論に対して、いくつかの耐性を盛り込むための支援をしています。主にエンジニアリングのロバスト性手法とリスク評価を意思決定のための支援ツールとして利用しました。特定のプロジェクトの商業的または技術的な予測と議論を行う際には、将来のビジネス環境で構築されるほとんどのマイナーなものですが、いくつかのプロジェクト管理手法も活用しました。
Mike 手が汚れている際に消毒するための「触る必要がない洗面所」を開発しました。
Andy 国民保健サービススタッフ用の3Dプリント製PPEバイザーから、コロナ感染件数と死亡者数を表示するダッシュボード用の、バックエンドデータフィードに関するプログラミング、そして、「追跡」型アプリケーションを開発しようとしている、様々な国の政府機関に、IoTデバイスとモバイルアプリケーションの設計に関するアドバイスを提供することまで、数多くのイニシアチブに携わりました。

御社が製作、または提供する製品やサービスは変化しましたか?変化した場合、どのように変化しましたか?

Name Response
Emily 変化していません。研究組織なので、研究を継続しています。
Mark あまり変化はありません。ですが、病院やPPEの製造業者と築いた関係が将来的に新しい仕事につながることを願っています。
John コロナ禍に取り組んできた事業のいずれも、COVID-19による製品提供に変わりはありません。
Julie コンサルタントとしての私のサービス内容はかなり広範囲ですが、品質およびISO14001に重点を置いたプロジェクトは中止されました。ただ、別のクライアントでは、短期間のデータ入力担当という役割から、エネルギー分析ツールの技術専門家としての作業内容にすぐに切り替えることができました。危機に対処するという状況になければ、この変化はなかったかもしれません。
Mike 変化していません。
Andy IBMは、コロナ禍において、幅広い製品を無料で公開しました。チャットボットエージェントは、コロナウイルスに関するアドバイスを提供し、コールセンターの負荷を軽減するツールですが、これは数多くの国の保健サービスにおいて利用されました。

COVID-19の蔓延により、以前は行われなかったことが職場に導入されたという事例はありましたか?

Name Response
Emily いいえ、もともと私の部門は在宅勤務やフレキシブル勤務に非常に熱心に取り組んでいて、その時と変わりません。このスタイル、個人的にはとても気に入ってます。
Mark オンラインでの「ホワイトボードを模した」コラボレーションツールの設計や、問題解決ための演習を行いましたが、将来的に再び利用されることにはならないでしょう。
John リモートワークが増えましたね。あるソフトウェアエンジニアが実際に言ったのですが、「ビジネス技術がコロナ禍の最初の3日間で120年進んだ」わけです。問題の解決に向けて、より効果的であると思われるリモートワークのインフラがすぐに組み上げられ、これによって、物理的に監視されていなくとも、従業員は仕事をを成し遂げることができるのだ、ということが証明されました。出社する必要が無くなっても生産性が得られるということは、間違いなく、上級管理者にとっては目を見張ることでした。
Julie ロックダウンにより、理由が十分にある場合や、危険がある場合に、市民や組織がどういった行動をとらされ、さらには、どのように自己組織化できるか、ということが示されたと思います。典型的な例として挙げられるのは、在宅勤務です。以前は多くの企業で、特別な待遇であり、生産性に欠けると考えられていました。それが、多くの場合において、間違っていたことが証明されたと願います。
Mike 人と会うことなくスタッフが勤務時間に働けるため、数々の勤務シフトが組まれました。
Andy 以前から、在宅勤務を行う環境の準備は整っていました。IBMでは常に在宅勤務を週に数日サポートすることが奨励されていたため、さほど変わったことはありません。しかし、運用上や文化上など、さまざまな理由で在宅勤務を行っていない企業において、劇的かつ急速な変化が見られ、ロックダウン中にビジネスを継続するために、あたふたして、実際に問題が発生した事例もありました。

パート 2

異なる業界に属する6人のエンジニアに、COVID-19の流行による仕事への影響についてうかがいました。

パート1. においては、ビジネス/会社に関する質問に回答していただいています。

回答者:

氏名 写真 役職 会社名
Emily Harford Emily_Harford_5e70b0ca52d5ad00ee8dba314c5b78d5032b7cf9.jpg Design Authority 主任エンジニア UKAEA(英国原子力公社)
Mark Mellors Mark_bd3f6021acd88fdf84de88f7967bfb46fcd11fae.jpg フリーランスエンジニア Mechanically Minded(社員は私だけ!)
John Grimshaw John_Grimshaw_bd9d91366ae773252aca898ba1bd08ba42beace6.jpg エンジニアリングマネージャー/(コロナ蔓延当時は製品開発マネージャー) iXtract Ltd(創立8週目) / (Elcometer Ltd)
Julie Winnard DSC_garden_photo_face_crop_104f0cef7dfc2e0532050d7c13809566db31ff95.jpg ディレクター兼リードサステナビリティコンサルタント Haynard Ltd (社員は私一人!)
Mike D

Mike_Davies21_019544427f1e13f5346b3421162b6c467b42ce65.jpg

デザイン、ビルドエンジニア JD Controls
Andy Stanford-Clark ASC_At_Blackgang_89ab0142c181258d409ecc7e0f54d1481d237ab3.jpg 最高技術責任者 IBM UK(英国・アイルランド)

COVID-19の流行に対して2020年2月当時に知っていたら良かったな、と思うことは?

氏名 回答
Emily オフィスの荷物をまとめておいた方が良かったですね。極端に状況が変化しましたから、実際のところ、違う対応ができたかどうかはわかりません。
Mark

エンジニアリングとビジネスの観点において、当時から準備は整っていたと思います。直接アクセスできるような資料やツール、そして作業のコツは着実に蓄積されていましたから、必要に応じて、合理的に個人で仕事ができる体制はあり、うまく乗り切ることができました。

ただし、政府の新型コロナ感染症対策が十分でないこと、特にサプライチェーンの能力を把握できていれば、状況は違っていたかと思います。従来のサプライチェーンの対応時間が分かっていれば、PPEの生産をはるかに早く開始できたでしょう。2月の時点で必要なものは分かっていましたが、サプライチェーン側も必要とされる事を認識しており、タイムリーに対応できるのではないかと想定していましたが、それは間違っていました。

John

実際に会うかオンライン経由かは関係なく、直接会うということの力を理解していたら良かったな、と思います。普段、チームリーダーやチームメイトがデスクに寄ってきて、話ができることがどれだけありがたいことなのか、あまり考えたことがないと思います。職場で築かれる友情や関係性、そして、誰かのオフィスまで歩いて行ったり、移動中にチームメイトの所に立ち寄って(なにげない)会話を交わしたりすることがどんなに多くの良い効果をもたらすか、普段は気にしていません。同僚とのお喋りを続けようと、私は、ランダムにMS Teamsチャットを利用しようと試みました。(時には自分を含め)非常に苦労する人もいましたが、日々のチームミーティングにおいて、困難な点がなかったことは特筆すべき事項だと思います。

Julie

四六時中会社にいなかったり、ロンドンを離れたりという人が多かったので、皮肉なことに、普段よりSNSの友人や元同僚たちの多く がオンラインであるのが分かりました。しかし、私個人としては、忙しかったり、イベントのキャンセルが重なったりと、あまりオンラインでの活動はできませんでした。まだ空席がある時にオンラインイベントの予約をしておくなど、先を見越すことできていればよかったな、と思います。

私の仕事は持続可能性のリスクと機会を前もって検出し、軽減することなので、興味深い知識を持つ友人(病院の感染管理の専門家)のおかげで、かなり前からこういった状況を想定してみて、実際にこのようになる可能性があると分かっていました。ただ、頭で分かっていたことや、直観的に感じることは違い、コロナ禍は、広い範囲で影響を及ぼしましたが、自分も例外ではありませんでした。この状況を比喩的に表すのであれば、全員もれなくジェットコースターに乗せられたといってもよいでしょう。

Mike 規模は別としても、何かが起こると分かっていたので、特にありません。
Andy

「知っていればよかったこと」と言われても、実際のところ思いつきません… トイレットペーパーを買いに走ったりはしませんでしたが(!)、それでも、なんとか代替品を使ったりしたので、無くなって困ったものもありませんでした。それに「近かった」出来事としては、トマト缶が残りわずかだったことですが、そんなものは先進国だからこその問題かもしれませんね。

この期間に使った新しいゲーム/ガジェット/デバイスは?

氏名 回答
Emily ガーデニングをして、古くなった道具を修理しました。とても素敵な荷車とつるはしを持っています。
Mark

オンラインホワイトボードの Miroを試してみました。(PPEの調整に関して)以前よりも数多くのオンラインコミュニティグループに参加していたので、Discourse、Discord、Slack、Teams、Skype、WhatsAppや、Googleドキュメントすべてをいつもより頻繁に使ったり、使ったことのない機能を試したりしました。

これは専門的な装置が必要な範疇でしょうけれど、洋服用のアイロンと耐油紙がポリエチレンフィルムのヒートシールにうってつけであることを発見しましたね。簡易ガウンのデザインと手法のテストの一環で発見したのですが、将来は楽しいアート展示に使用していきたいと思っています。

John 私は自宅に作業場を作ろうと、溶接技術を学んでいます。コロナ禍を通して、個人的に、実際に手を動かす、実践的な技能が大切であることをより強く感じました。自宅のリビングルームで、左官の作業をみたのですが、左官の仕事がどれだけ芸術的なものであるかを知り、その魅力に引き込まれました。私は頑張って外注したことを本当によかったと思っています。何らかの熟練技や技能を持つことがいかに重要であるかが理解できました。また、Elcometerでは、Form3形式の光造形プリンターを購入しました。これはかなり素晴らしい製品であり、作業場が完成したら、個人的にも購入するかもしれません。
Julie

引き続きビジネスの可視性に向けてInstagramとFacebookを運用し、LinkedInや技術的あるいはプロの側から、大衆の小売に対する見方がどう変貌したかを探り続けています。ZoomとTeamは、とても親しみが持たれるようになりました。DiscordやGoogle Hangoutsの使用に関しては、ゲームグループの友だちと、オンラインで自由な形式の書き物を書いて、テストするということを、休暇中プロジェクトの一環として学びました(実生活での週末におけるオンラインライティングの一環として行ったものもあります)。より少ない通信チャネルで、特にロックダウンについて記事を書きました。これには、ネット特有のコミュニケーションスキルと、ボランティア管理の面で多くの作業が必要となりました。また、さまざまな人々がどのように考え、遊び、会話をし、対面でのゲーム内や、オンラインゲーム内で情報(ミーム)がいかに速く移動するかについて深く考える必要がありました。その上、慎重に製作したゲームを、実際に人々がプレイするとどうなるかということもよく分かりました! また、初めてTrelloとGoogle ドライブを、大がかりで、複雑な方法で使用しました。非常に多くのことを学びました。

その他の専門的なツールについては、Railの作業中に覚えたのですが、それでなくても使い始めていただろうNetwork Rail Billingファイル、energy useゲートウェイ、ドライバーアドバイスシステム等があります。すべてenergy use分析用ツールです。そして最後に、顧客のスプレッドシートツールをリバースエンジニアリングして、巨大なデータセットで適切に機能する新しいバージョンを構築し、次世代ツールの構築に使用することになるPowerBI(大規模で複雑なデータセットのダッシュボード構築向けのMicrosoftクラウドサービス)の使用を学び始めており、Excelスキルを大幅に高めなければなりませんでした。

Mike ありません。
Andy

フルタイムの在宅勤務であったので、ホームオートメーションの要件とアプリケーションを再検討する機会ができました。人が在宅かどうかを把握することに関するアプリケーションもいくつかありましたが、今やほぼ常に「在宅」となるので、以前ほど役に立ちません。

個人的に「曲のタイトルに触発された」と表現しているガジェットをいくつか生み出す意欲も出ました。 「A Day Without Rain」は、The Weather Companyからのデータを使い、1時間毎に自宅の天気予報が継続更新される気象時計です。これは、ランニングの計画をたてる上で非常に役立ちます。もう1つはKaren Carpenterへのオマージュとして製作した、月曜日と雨の日に点灯するツールです。これは、"lithophane"技術 を採用して、Karenの顔の画像を表示します(以下参照)。

Andy Stanford-Clark's Lithopane of Karen Carpenter Image source: Andy Stanford-Clark

Andy Stanford-ClarkのLithopane of Karen Carpenter
出典:Andy Stanford-Clark

この間、クリエイティブな面での変化は感じましたか?また、それはなぜですか?

氏名 回答
Emily クリエイティブな面での変化はなかったと思います。
Mark

協力して行う、クリエイティブなホワイトボードセッションが恋しいです。実践的、クリエイティブ、実用的な観点から、PPEの設計調査ではいつもより頻繁に実施していたと思います。また、新しい制約により創造的な解決策が生み出される傾向もあります。

John

個人的そして職業上、クリエイティブな面でははるかに低迷したと感じています。Fablab Warringtonでの「楽しい」セッションから離れ、自宅勤務において、スタッフや家族の様子をみたり、なにかに取り組んでやる気を継続したりすることに注力してきました。これは私にとって、段階的に計画をたて、評価するといった、非常に機能的なプロセスです。家族やチームが日々の仕事で少々燃え尽きているように見えるときに、やる気を出させたり、仕事に集中させたりする上で、励ましの形としてクリエイティビティを提供してきました。

Julie 2月、3月、4月は非常に忙しく、あまりクリエイティブではありませんでしたが、副業において、ちょっとしたクリエイティブな時間をつくることができました。また、難しい学びがほぼ終わった後で、クライアントのために、クリエイティブな解決策を探る時間をつくることもできました。
Mike

これまでよりもクリエイティブでいることができました。ダウンタイムを利用して、知識の向上、PLCの書き込みなどを行いました。

Andy

クリエイティビティは降ってきたり、消え去ったりするものです。非常にストレスがたまってつらい時期もありましたが、出張や、夜遅くまで家に帰れないということがなくなった恩恵を受けて、素晴らしいアイデアを思いつき、実行する時間がありました。私の3Dプリンターは、ロックダウン以降、大量のPPEバイザーの印刷に追われています!

この間、最も不満を感じたことは?

名前 回答
Emily 鼻を覆い、人との距離を保つこと。
Mark

政府の対応とコミュニケーションです。科学的なコミュニケーションが促進される時期になるはずなのに、科学や科学者に対する一般からの認識が、いわゆる「科学に導かれた」政府のコミュニケーションにより悪影響を受けていることを懸念しています! 言うまでもなく、政策決定とコミュニケーションにより健康、生計、経済は影響を受けます。

とにかく(現状は)オンラインで友達と会話ができ、社会的な生活が変わっていないことは不幸中の幸いです。ものづくりの趣味は、PPEを優先することで減ったとはいえ、以前とほとんど変わらず続けられています。ただ、社会的な交流やレジャー活動が失われてしまった人は本当に気の毒に思います。妻の趣味はサルサですが、再び友達と会って踊ることができるようになるまでにはかなりの時間がかかるでしょう。

John 正直なところ、わかりません。長男にはもう5ヵ月も会っていません。というのも、現在のところ何が許され、なにが許されないか分からないからです。長男は今月21歳になるのですが、私たちが暮らす2つの街のエリアがさらに封鎖される可能性があるため、精神的に落ち込まないようにするだけで精一杯です。離れて暮らす家族が共に自己隔離されるか、危険にさらされることになるので、今一緒に暮らすことはよい選択ではありません。
Julie

エクササイズのクラスが利用できなくなり(そんなに多く参加しているわけではありませんが!)、事前に自転車を入手するという見通しをたてておらず、また、運もありませんでした。

なにもかもに時間がかかるようになり、同僚や上司にところに行っていい返答をもらったり、簡単に質問の回答をもらったりできなくなりました。

また、サーバー接続が遅いので、ビッグデータセットを操作するとアプリがフリーズします。アップロードまたはダウンロードしようとしても、1つ1つのファイルを開いたり、保存したり、処理するのに15分もかかるので、今ではその間に、アイロンがけをしたり小さなクラフトを作ったり、販売タスクに取り組んでいます。

政府が日曜日に発表する月曜からの指針が急転換したり、私を含めてすべての人が何をするにも確認しなければならない政府の勧告が、無意味な方針だったり、矛盾したりしており、さらには、実生活において実行できないことだったりします。分析スキルで四苦八苦している場合(時にはベン図に頼りました!)、普通の人が混乱したり、処理をあきらめたりしたものがあっても不思議ではありません。

Mike

購入した商品の配送時間が分からないことです。

Andy

仕事をする日は毎日の「いつもオン」の状態であることです。これまでは意識して考えたことがなかったのですが、車、フェリー、バス、電車での長い通勤時間は、ものを考えたり、考えをまとめたり、物事を熟考するための「ダウンタイム」だったのですが、それがなくなりました。ある場所から別の場所に移動するというミーティングの合間の時間は、前の会議からの考えを次の会議が始まる前に、じっくり考える時間を与えてくれていたのです。そういった「バッファー時間」は今や、なくなってしまいました。会議の合間に、もっと「ソーシャルディスタンシング」を取ることを奨励する必要があります!

(エンジニアに関連する)その他のコメントは?

氏名 回答
Mark

3月と4月には、今までなかった位多くの人と頻繁にコミュニケーションをとっており、仕事に関わる人々と話すことに長時間を費やしていました。(対面時間が短くなったということは、将来的に問題を引き起こす可能性を回避するために、より明確なコミュニケーションが必要であるということを意味します。)また、その他のコミュニティのPPE生産グループとも調整を行っていました。こういったレベルのコミュニケーションは非常に疲れるものですが、必要であり、役に立ちます。グループが地理的、政治的、技術的に異なる世界中から集まり、協力して共通の原因に取り組み、アイデアを共有するのを見るのは素晴らしいことでした。これらのような共有することや、コミュニケーションをとること、協力することがさらに一般的になれば良いと感じます。

John

今回の感染症の流行は、企業に対し、よりよいスタッフへの待遇、そしてスタッフを支援するという多くの機会を与えました。この点で優れた企業もあれば、失敗した企業もあります。企業がこの大流行の最中にどのように対応したかを覚えておき、この分野で真に優れた企業に自分の時間、努力、サポート(お金)を注ぎ、この危機後もそういった企業が確実に存続するようにしておくことを皆さんに提案したいと思います。 また、お互いに親切にするためには、何も必要ありませんが、親切にされる側にとっては非常に重要な意味を持ちます。

Julie

コロナ禍において、デザインエンジニアとプロジェクトマネージャー(および持続可能性)の考え方について考えを巡らせていました。これらの役割は、問題またはリスクを検出し、管理するようにことです(そして、機会を見つけることもありますが、通常、それを発見する機会はほぼありません)。スキルを持つ専門家として、十分なデータを分析して十分に努力すれば、これを管理し、解決できることができます。

持続可能性(および実際の生活)においては、不明な事柄があり、十分な情報に基づく推測を行うか、予防上、決まっていることに取り組む必要があること、そしてすべてを考慮するのは狂気の沙汰であると、既に学んでいました。目前のやらねばならないことをこなし、物事を悪化させないようにしましょう。

そしてその間、気候変動の継続的な(潜在意識上の)上昇のプレッシャーやその他の持続不可能な問題も抱えています。仕事上にリスクまたは将来に関するレーダーを持っている人は誰しも同様の問題を抱えているのではないかと思います。現在コロナ禍のただ中であるからといって、他の問題が過ぎ去ったり、遅れたりするわけではありません。

これにより新しいスキルが求められています。考えない、ということです。

または、その瞬間を大切に生きるということでしょうか。そしてまだ来ない未来を心配して息が詰まる思いをしないようにするということです。年配のエンジニアのほうがこれは上手なのだとは思います。

プラスの面があるとすれば、世界的な危機により、劣悪なリーダーがあぶりだされたということでしょう。この、いざという時の経験が、選挙時に候補者の能力と経験に基づく、冷静な投票につながることを願っています。

Andy

この「ニューノーマル」がもたらす変化を考えると、クリエイティブな思考や、現在私たちが暮らす世界を存続させるには、どのように物事が変化する必要があるか考えることに対し豊富な領域が生まれたわけであり、これは、世界の諸問題に革新的な解決策を投げかけることができる絶好の機会であるといえます。私たちエンジニアにとっては最高な挑戦となるでしょう。

I am an inventor, engineer, writer and presenter. Other stuff: Royal Academy of Engineering Visiting Professor of Engineering: Creativity and Communication at Brunel University London; Fellow of the Institution of Mechanical Engineers and have a PhD in bubbles; Judge on BBC Robot Wars.