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今回は、パナソニックの「MOSFETドライバ」をご紹介します。この商品は、パナソニックの半導体リレーである「PhotoMOS」の関連商品の位置付けです。
「PhotoMOS」は入力素子にLEDを、出力素子にMOSFETを採用した半導体リレーですが、「PhotoMOS」の出力素子であるMOSFETを取り除いたものが「MOSFETドライバ」です。MOSFETを外付けにしているため、設計者の皆様が選択した出力特性のパワーMOSFETと組み合わせるだけで、半導体リレー機能を回路上で容易に構成でき、様々な用途への展開が可能になります。
▼パナソニックのMOSFETドライバはこちら
▼PhotoMOSリレーの記事はこちら
MOSFETドライバとは
PhotoMOSのMOSFET部分を除いたパッケージ品であり、お好きな出力特性のMOSFETパッケージを選択し組み合わせて頂くことで、用途に最適な半導体リレー機能を回路上で構成する事ができます。
ラインナップ(単位:mm)
PhotoMOSとの違い
MOSFETドライバは、MOSFETが外付けになるため、設計時にパワーMOSFETの出力特性の選択肢が増える。
このような課題を解決します
【従来】求めている仕様の半導体リレーがない!!
欲しい特性のちょうどいい半導体リレーがないな…
使用数量もそこまで多くはないし、
特注で作って貰うと高くなりそうだ…
【MOSFETドライバだと】
MOSFETドライバを使って自由にMOSFETを組み合わせられる
MOSFETドライバを使って、
出力側のMOSFETは欲しい特性のディスクリート品を組み合わせてみよう!
用途
パワーMOSFETと組み合わせることで「MOSFETのオン抵抗の低減」「動作速度の向上」を実現。様々な用途への展開が可能です。
用途例
パナソニックのMOSFETドライバ : 新商品の特徴
パワーMOSFETとして現在主流のSi-MOSFET。加えて、近年車載だけでなく産業用にも活用が進んでいるSiC(Silicon Carbide)のMOSFET。それぞれの駆動に要求されるのが「高出力電圧」と「高速動作」の実現です。
これらのニーズにお応えするために、パナソニックでは、パワー化に対応する「MOSFETドライバ 高出力電圧タイプ」と高速動作にお役立ちする「MOSFETドライバ 高電流タイプ」を新たにを品揃えしました。
今回の記事ではパナソニックのMOSFETドライバの概要をご紹介しました。
次回は設計者の皆様にMOSFETとの組合せに関する課題への解決策の提案をご紹介します。