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みなさま、こんにちは。
紅葉の見ごろも終わり、風が冷たく痛くなってまいりました。 京都は冬です。
今回は、『単相ブラシレスDCモータ用ドライバIC』をご紹介いたします。
このたび、リアルタイム自動位相制御機能を搭載した
『単相ブラシレスDCモータ用ドライバIC』
を製品化しました。
単相ブラシレスDCモータ用ドライバICとしては業界初(*)です。
(*) 2015年10月15日現在、当社調べ
本製品は、白物家電や美容家電、コピー機など事務機器、基地局やサーバなどの産業機器等
で使用されるファン用モータの制御に適しています。
モータは外部から電圧を印加することでモータ内部のコイルに流れるモータ電流により回転しますが、
回転するモータは同時に発電機としても働くため、内部から誘起電圧を発生させます。
このとき両者の位相(波形)にズレがなければモータ回転効率は最高となります。
ところが!
実際にはモータ電流の位相はモータ内部のコイルによって遅れが生じ、誘起電圧との間で位相の
ズレが発生!これが回転効率を落とす原因になっています。
本製品はホールセンサからの信号を元に、ホール周期ごとに、モータ電流を検知し、モータ電流と誘起
電圧との位相ズレを確認し、補正をかけていく『リアルタイム自動位相制御』機能を搭載。
モータの回転効率を常に最適に自動制御することを可能にしました。
下図は位相制御の有無によるモータ駆動電流を比較したものです。図中にあるモータ仕様の実使用
回転(1800~3000回転)において20%以上消費電力を削減、モータの省エネに貢献します。
<モータ駆動電流比較(12V駆動時)>
また、各種制御機能を内蔵し外付け部品の削減を可能にしました。
これら外付け部品との調整も不要となり、お客様の調達における管理コストの削減に貢献します。
<回路接続例>
<単相DCモータドライバIC>
http://www.semicon.panasonic.co.jp/rd/?id=0001-413
三相ブラシレスDCモータ用も本機能を搭載しており、独自の1ホールセンサ駆動方式により、
部品点数や取り付けコストを削減します。
<三相DCモータドライバIC>
http://www.semicon.panasonic.co.jp/rd/?id=0001-414
▼パナソニック セミコンダクターソリューションズホームページ
http://www.semicon.panasonic.co.jp/jp/
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