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稼働するマシンは職場に危険をもたらす。未然に防ぐことのできる危険から労働者を保護するために、設備の安全を確保することは非常に重要となる。
下のイラストは典型的な製造現場の例である。この現場ではマシンの可動範囲内での作業を必要としている。また、①から⑥は労働者の安全を確保するために機器等を設置する必要性がある箇所を示している。
1.安全ライトカーテン
ライトカーテンはマシン周囲の危険エリアへの侵入を検出し、事故が起きる前にマシンを停止させる。この製品は、通常稼働時に頻繁に侵入する必要があるエリアなど、機械式ガードの使用が実用的でない箇所で用いられる。
ライトカーテン(RSの通販サイトへ)
2.安全スイッチ(インターロックスイッチ)
完全に自動化されたマシンあっても、オペレータやメンテナンス担当者が一定の頻度で出入りする。このため安全にマシンを稼働させるためには出入りする扉の開閉状況を監視する必要がある。接触タイプから非接触タイプまで、アプリケーションに応じた幅広い製品が用意されている。
接触タイプのインターロック(RSの通販サイトへ)
非接触タイプのインターロック(RSの通販サイトへ)
3.非常停止スイッチ
マシンは危険を回避するため最低1点以上の非常停止装置を備えている必要がある(ISO 13850)。多く使われる手段にはオペレータが危険に遭遇した場合のための押しボタンや、離れた場所からでも停止できるローププルスイッチが挙げられる。
非常停止スイッチ(RSの通販サイトへ)
4.セーフティーリレーとセーフティーコントローラ
セーフティーリレーを用いてハードウェア的に構成された安全システムは、個々の独立したマシンへの使用に適しており非常に理想的である。しかし複数の安全システムを用いる場合には、プログラマブルなセーフティーコントローラを用いる方がより柔軟にシステムを構成することができる。
セーフティーリレー(RSの通販サイトへ)
5.セーフティーリミットスイッチ
リミットスイッチはプラスチック製・金属製どちらのハウジングに対しても有効である。レバー型・ローラー型・プランジャ型などがあり、様々なアクチュエータに取り付けることができる。
リミットスイッチ(RSの通販サイトへ)
6.セーフティーレーザースキャナ
例えばオムロン製の0S32Cは非常にコンパクトかつ多機能なセーフティーレーザースキャナである。危険エリアへの侵入検知(安全ライトカーテン)や、移動搬送車の衝突防止、フロアスキャンによる危険エリア内の存在検知など様々に活用できる。
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