mbed2.0について

mbed2.0で新しく追加されたことを調べた限りでまとめたページです。情報不足や間違いなどありましたらご指摘願います。

「そもそもmbedって何？」という方はこちらのムービーを参照頂ければと思います。

以下に、mbed2.0の内容をまとめました。

ハードウェア関連
・オフライン環境でデバックが行えるようになった。
mbedチップのファームウェアを更新することでCMSIS-DAPに対応します。CMSIS-DAPとは、簡単に言ってしまえば、デバッガベンダの開発が楽になる仕組みです。ホスト側で動作するデガッバ側制御が標準化されるため、個々のデバッグユニットに個別対応しなくてもよくなります。mbed基板の裏に実装されている、mbed interfaceがデバッグユニットの代わりに制御を行ってくれます。

・mbedインターフェースを独自ハードウェアに搭載可能に
mbed-HDK（mbed Hardware Development Kit)が供給され、mbedをベースにした独自ハードウェアの開発がサポートされます。
また、ユーザーの要求に応じてmbedファームウェアが供給されます。これによりドラッグ・アンド・ドロップで実行ファイルを書き込む、mbedインターフェースが独自のハードウェアに搭載可能になりました。

・FRDM-KL25Zをmbed化可能に
新たにFreescale社のKL25Zをmbed化することが可能になりました。FRDM-KL25Z評価基板のデバッガ部のファームを書き換えることによって可能になります。

ソフトウェア関連
・mbedSDK（ライブラリ）のオープンソース化
ページはこちら（英語）

・オンラインツールの無料化
ページはこちら（英語）

その他
・webデザインの一新
・検索機能の改良
・コンパイラページのボタン配置などの変更

公式ページはこちらです。（英語）