Dave from DesignSpark
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背景
レストランなどに設置されているドリンクバーは、好きな時に様々な種類のドリンクを楽しむことができる夢のような機械です。ドリンクバーが自室にあれば作業の合間の休憩時に、気軽に楽しんだりすることができます。しかし、市販の業務用ドリンクバーは、ドリンクがなくなった時に専用のタンクを交換する必要があるなど、家庭内で運用するには敷居が高いものです。
また,一般的なドリンクバーは設置した場所に行かなければドリンクを用意することができません. これを,ドリンクを注ぐために椅子を立った瞬間からドリンクを注いでおけば,ドリンクバーに着く頃にはドリンクが用意されているとより便利になるのではないでしょうか。
また、最近ではドリンクをミックスして、新たな味を発見することを推奨しているレストランもありますが、なかなか公の場でドリンクを混ぜるというのは少々気が引けてしまう人も多いかと考えました。
「ドリンクの番人」は、これらの課題を解決する次の機能を搭載しています。
- 複数のドリンクを同時に準備して、その中から好きなドリンクを選択して排出できる!
- 市販のペットボトルを利用できる!
- 準備した任意のドリンク同士を混ぜる機能を搭載!
- タブレット端末で操作することで、離れた位置から操作を可能!
システム紹介
ドリンク排出の仕組み
「ドリンクの番人」におけるドリンク排出は、エアポンプモータとドリンク排出用・送気用の2本のチューブを用いた、次のようなの仕組みで動作します。
- ドリンク排出用のチューブはボトル内の液体に触れるように、送気用のチューブはボトル内の液体に触れないようにして、ペットボトルは密閉しておきます。
- ポンプから送られた空気によりペットボトル内に圧力がかかります。
- 2.による圧力により、ドリンクが排出用のチューブから押し出されます。
システムの外観
なんと、本体にはNexus 7をセットすることができます。
「ドリンクの番人」ハードウェア
「ドリンクの番人」で用いた部品は次の通りです:
- RaspberryPi(1個)
- WiringPiを用いてTA7291Pを制御します。また、Webサーバーとして機能し、Nexus 7からのドリンク排出リクエストを受け取ります。
- Nexus7(1個)
- 制御用のインターフェイスとして用います。操作はHTTP通信経由でRaspberryPiにドリンク排出リクエストを送るものを想定しています。
- ドリンクのペットボトル(任意の個数)
- 「ドリンクの番人」では、3つのフレーバーを待機できるようにしたので、3本用意しました。
- 9V乾電池(1個)
- モーター用の電源として用います。
- 6Vエアポンプモータ(ドリンクの個数だけ)
- 正転・逆転に関係なく空気を排出するものを採用しています。
- モータドライバ TA7291P(モータの個数だけ)
- シリコンチューブ(ドリンクの個数 x2)
Androidアプリケーション
- 「本物のドリンクバー」のようなインターフェイスを搭載!
- 用意したドリンクに対応する画像・名前を設定可能!
- ミックス機能で新しい味を発見しよう!
- ミステリーゾーン:何が出てくるかはお楽しみ…
- 喉が渇いた時は「多めに注ぐ」オプションでゴクゴク飲もう!
動作例
こんな感じでドリンクを排出することができます。