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世界の電力需要の内、50%近くがモータ駆動に使用されると言われており、近年の省エネ性能化の流れから、モータ駆動の低消費電力化は急務です。
モータのインバータ回路のスイッチング素子に、ロームのSuper Junction MOSFET (PrestoMOS™) を採用することで省エネ化を実現できることから非常に高い評価を得ています。
<SJ-MOSFETシリーズ PrestoMOS™>
PrestoMOS™とは、イタリア語を用いた音楽用語で「きわめて速く」の意味です。
一般的にMOSFET は高速スイッチングや低電流域での導通損失が低いといったメリットがあります。
例えば、エアコンの場合、定常運転時の低消費電力化に効果的です。
PrestoMOS™ は、こうした低電流域での低消費電力化に寄与する高速逆回復時間(trr)を特長とする、ロームオリジナルのパワーMOSFETです。
ロームでは、2012 年に初めてPrestoMOS™の量産を始めており、今回さらに設計自由度向上を実現する第3世代PrestoMOS™を商品化しました。
<第3世代 PrestoMOS™ R60xxJNxシリーズの特長>
(特長1)
寄生容量を最適化することで、スイッチング時の意図しないゲート電圧を20% 削減しました。また、MOSFETをONさせるためのしきい値を約1.5倍に拡大しており、セルフターンオン現象が起きにくい設計になっています。そのため、ゲート抵抗等による損失調節範囲が拡大します。
(特長2)
従来品に比べソフトリカバリ指数を30%改善し、業界最速の逆回復時間(trr)を維持したまま、ノイズを低減させることに成功しました。ゲート抵抗等によるノイズ調節が容易になります。
<アプリケーション>
白物家電やEV充電ステーションなどのモータ駆動の高効率化をはじめ、さまざまなアプリケーションにお使い頂けます。
ロームでは、アールエスコンポーネンツ様を介してWEB購入可能な環境を整えるとともに、充実したサポート体制を提供してまいります。