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「絶望の起床を止めろ」絶起ストッパー
「絶起ストッパー」は二度寝を防止し、着実な起床を促すシステムです。物理的に掛け布団を動かし、一定時間の間、人が居ることを検知してアラームを鳴らします。このシステムにより、うっかり寝過ごすことを防止できます。
【開発背景】
起きたら一時間目が終わっていた! 起きたらもう仕事の時間が過ぎていた!一度は起きてベッドから出たのに,意思が弱くて再びベッドに戻ってゴロゴロしてたら二度寝してしまった。 こういった経験は、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
そこで、我々は、二度寝をしてもそれを検知してユーザを起こすIoTシステムを作成しました。物理的に掛け布団を動かして排除し、人を検知してアラームを鳴らします。
【設計】
このシステムは以下の機能から成り立っています。
- カメラ:人物を撮影
- モーター:掛け布団を動かす
- Raspberry Pi
- モーターの制御
- カメラの画像から人が居るかを解析
- Androidアプリ
- 時間設定および巻き取り開始を伝える
- ラズパイから人が居るかどうかを取得してアラームを鳴らすかどうかを決定する
起床予定時刻になるとAndroidアプリが起動し、モーターで掛け布団を動かし始め、同時に、アラームを鳴らし始めます。
一定時間ごとに人が検出されないかチェックし、もし、人が居なくなればアラームを止めます。
しかし、再び人が戻ってくると、アラームを再び鳴らします。これを10分続けます。
【実装】
Android側は、起床時間の登録機能と、登録した時間に再びアプリを起動し、Raspberry Pi と HTTP通信でモーターの駆動開始を伝達し、人の判定結果を受け取るよう設計した。
Raspberry Pi 側は、カメラで撮影した画像から、OpenCVの上半身検出カスケードモデル(事前学習モデル)を使用して,人物検出を行う。人物を検出したら1、検出しなければ0をアプリ側に返す。
【まとめ】
本システムでは以下の機能を実装しました
- 起床時間になったら掛け布団を動かす
- 同時にアラームを鳴らす
- 人が居ればアラームを鳴らし、いなければアラームを止める
- 再び人が来たら、再度アラームを鳴らす
【これから】
・顔認識を利用して「ある人物にだけ反応するアラーム」