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近年、3Dプリンタが普及が進んでいる。その一方3Dスキャナについてはさほど普及しきれていないのではないだろうか? 3Dプリンタで出力する3Dデータについて、3次元CADなどで1から自分で作るしかないと思われているかもしれないが、3Dスキャナを使えば実物の形状を読み取ることで簡単に3Dデータを作成することができる。今回はUSBでPCに接続することができる3D systems社の小型3Dスキャナー「Sense」を使って3次元データを作成してみた。
事前確認
本3Dスキャナの公式な推奨環境は以下の通り
OS:64-bit Windows 8 以降
CPU:Intel® Core i5™ 5th Gen or equivalent processor
RAM:2 GB 以上
screen resolution:1280 x 1024 以上
Data Interface:USB3.0
4 GB available hard disk space
Sense 3D Scannerのスペックは
スキャンエリア 最小0.2m×0.2m×0.2m 最大2m×2m×2m
視野角 水平(Horizontal) 45° 垂直(Verticle) 57.5° 斜め(Diagonal) 69°
分解能(@0.5m) x/y:0.9mm z:1mm
以下の動画のようにこの3dスキャナーを用いて目の前にある物をスキャンすることができる。
実際に動かしてみる
今回私は以下の環境で動かした。
Surface pro4
OS:Windows 10
CPU:Intel® Corei5-6300U
RAM:4.00GB
解像度:2736×1824
Data Interface:USB3.0
まずSenseを動かすためにこのサイトからソフトウェアをダウンロードした。このページではソフトウェアのユーザーガイドもダウンロード可能だ。
ソフトウェアをダウンロードし起動すると、以下の写真のようにアクティベーションコードを求められる。装置をパソコンに接続していると下図の黄色の部分に装置のシリアル番号が表示される。
左下の「アクティベーションコードを取得する」をクリックすると、以下のような3D SYSTEMS ウェブサイトに飛ぶ。
すでに3D SYSTEMSのアカウントを持っている場合はそのままログイン、アカウントを持っていない場合は写真の下のSign up nowをクリックすることで下に示す、写真のようなアカウント発行のページが表示される。
ログインすると以下のページに飛び、本体または箱に貼られたバーコード下の数字を入力することで4桁のアクティベーションコードが発行され、Senseのソフトウェアに戻り、アクティベーションコードを入力することで使用可能となる。
ぬいぐるみをスキャン
今回、ぬいぐるみをスキャンしてみたが、以下の写真は通常のカメラを用いて撮影した、ぬいぐるみだ。
以下の動画が、実際にソフトウェアをしようし3Dスキャンを行った動画だ。
また、そのデータはstlファイルやobjファイルに変換することができ、以下の写真のようにDesign Spark Mechanicalで開くことができる。
3Dスキャナ SENSE の詳細については3D SYSTEMS社のサイトを参照のこと