DesignSpark Electrical Logolinkedin
Menu 検索
フォーラムで質問

新型コロナ対策での3Dプリンタ活用事例

私は3Dプリンタの専門家というわけではないが、長年にわたり、FabLab、Maker Spaces、Maker Fairs、Hackathonsを訪れて多くの3Dプリンタ活用事例を見てきた。その中でも特に 2013年の最初の3Dハッカソンで予言めいたスピーチが思い出される。

自然災害や社会的大参事の時を想像して欲しい。必要な物資を、迅速・安価・大量に必要なときに、3Dプリンターが力を発揮するだろう。世界中の3Dプリンターが、デザインを組み合わせ、共有し、大量生産することができる。」 

聞いた当時は、現在人類が直面しているコロナ(Covid-19)をめぐる世界的なパンデミックを全く誰も予想していなかった。このパンデミックにより、人工呼吸器、防護複、換気機器といった器具の供給が世界的に不足している。が3Dプリンタが一つの打開策になったケースもある。

いくつかの事例を紹介する。これがこのまま皆さんの環境で活用できるかは解らないが、何かのヒントになることを強く願う。

1)コロナ感染者用人工呼吸器を3Dプリンタで出力したスペインの事例。

BBC でビデオを見る

Consorci de la Zona Franca de Barcelona(CZFB)、LeitatHP、 Consorci Sanitari de Terrassa and the Parc Taulí hospitalのパークタウリ病院で構成されるスペインのコミュニティは、病院やその他の医療機関をサポートする最初の医療用3Dプリント人工呼吸器を開発し、Covid-19と戦っている。

注:これは救急隊員が使用する緊急ユニットだ。これは適切な人工呼吸器ではなく、機械的なBVM(バッグバルブマスク) /バガーだ。モーターを組み込むことにより、呼吸困難の患者を助けることができる。しかし、重篤患者は、変化する状態、加湿、酸素、ろ過、受動的および能動的圧力調整に基づいて制御された設備で長期(2週間以上)換気が必要になる。つまり、集中治療用の標準的な緊急用酸素人工呼吸器の製造には、さらに多くのことが必要になる。

2)COVID-19患者用の呼吸補助具作成の事例(3Dプリンティングメディアネットワーク記事より)

この記事の中で、3Dプリンタで作成された呼吸補助具用部品が非侵襲(ひしんしゅう:人体を傷つけない)になるような方法を検討し紹介しているのが、以下の部分が非常に興味深い。
「3Dプリントはどのように役立つのか?従来の集中治療用の人工呼吸器のサプライチェーンでは、3Dプリンタは不足部品の代替品生成としてしか活用されてきてなかった。しかし、今回3Dプリンタは、複数の患者を1台の人工呼吸器に接続するためのカスタムスプリッタ―部品の短期開発、および短期生産に大いに役立ったのだ。」(原文訳)

(情報元:「3d Printing Media Network」)

3)COVID-19:3Dプリントがいかに戦いを助けているか

(動画元:「3Dnatives」)

4)オープンソースの3Dプリントマスク

Copper3Dがマスクに求めることは、抗ウイルス性、再利用可能、モジュール式、洗える、リサイクル可能、そして手頃な価格であることだ。伝統的なマスクはしばらくして捨てなければならない(チリの会社によると約8時間しか持たないそうだ)。メーカーはSTLをすぐにオンラインに公開して、できるだけ多くの人がそれをプリントして必要な人に提供できるようにした。また、特許も登録した。

以下は3Dnative のその他の情報

イタリアの3Dプリントバルブ: https://www.3dnatives.com/en/italy-pa... -

3Prusa Researchの3Dプリントマスク: https://www.3dnatives.com/en/prusa-me...<

その他の活用事例: https://www.3dnatives.com/en/3d-print...

Following future technology developments, gadgets, music and Rugby.

8 May 2020, 10:25