Dave from DesignSpark
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産業機器や民生機器における表示パネルの数字表示やインジケータ光源として、デザイン性と視認性を高めるため、小型の白色LEDが使用されるケースが増えています。
小型チップLEDは、モールド構造タイプが主流でこのモールド部分にはエポキシ樹脂が採用されるのが一般的です。しかし白色発光は、赤色や緑色のLEDとは違い、短波長(~527nm)のLEDを使用しており、エポキシ樹脂を黄変させ、光度寿命を短くしてしまうという問題が発生します。一方、光度劣化に対しては、LED照明で実績のあるシリコーン樹脂の採用で改善できますが、小型パッケージでは、リフレクタをつけるなどの実装強化策がとれないことから、モールド部分の破壊が課題となってしまいます。
<ローム新開発の小型白色チップLED : SMLD12WBN1W>
今回 ロームでは、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂の良特性を兼ね備える樹脂を新たに採用したことで、1608サイズの白色チップLEDで長寿命と高実装性を確保することに成功しました。
1)長寿命化を実現
通電試験時(1,000時間通電)で、光度を100%維持することに成功。エポキシ樹脂と比較して、約20倍、シリコン樹脂と同等の長寿命化を実現できます。
2)高実装性を維持
モールド強度においても、シリコーン品の約25倍に改善し、一般要求値も大きくクリアしています。
ロームでは、アールエスコンポーネンツ様を介してWEB購入可能な環境を整えるとともに、充実したサポート体制を提供してまいります。