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Maker Faire Tokyo 2016の出展物の一つとしてPaPiRusとRaspberryPIを使ったデモ機を製作した。
PaPiRusとはKindle paper white等で使われている電子ペーパを使用した省エネルギーで動くディスプレイのHATである。
またHATのためRaspberry Piの上に接続するだけでためしてみることができ、とても手軽だ。
下準備
まずPaspberry PIで
$ sudo raspi-config
を実行し9 Advanced Optionsを選択する。
その後A5のSPIを選択し、Enableに変更する。
raspi-configのトップ画面に戻ったら Finishを押して
$ sudo reboot
でraspi再起動する。
PaPiRus環境を整える
PaPiRus環境をインストールする
curl -sSL https://goo.gl/i1Imel | sudo bash
画面の大きさを確認し
$sudo papirus-set [画面サイズ]
で設定する。
とりあえず試してみる
$sudo papirus-clock
で現在の時間を表示させることができる。
また、
$ sudo papirus-draw [画像のパス]
でraspi内に保存された画像を表示させる。
何か文字を表示させたければ、
$ sudo papirus-write [文字] --fsize [文字の大きさ]
または
$sudo papirus-write [文字]
で表示可能だ。
PaPiRusAPIを使う
PaPiRusAPIを使うにはソースを変更する必要がある。
PaPiRus/papirus/image.pyに
from epd import EPD
epd=EPD()
を追加する。
そしてgitページのAPI欄を参照することでプログラミングが可能になる。
まとめ
ソースには少し記述ミスがあるものの扱うにはとても簡単なディスプレイ機器である。
また画面もサイズの違うものが数枚付いているため用途に合わせて変更できる。
簡易的にかつ省エネルギーで表示させるものを作りたいときにはちょうどいいと感じた。
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