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[太陽誘電]積層セラミックコンデンサは、1000μFへ(その2)

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デザインスパークの皆様

こんにちは、太陽誘電です。
 
弊社の誇る100µFを超える大容量積層セラミックコンデンサを紹介する本ブログ、今回は大容量積層セラミックコンデンサの商品特性を紹介します。

1 世界トップレベルの微細化技術・積層技術で1000µFを実現へ

太陽誘電はおよそ5年で10倍というスピードで積層セラミックコンデンサの容量拡大を進め、小型・大容量化を実現してきました。 2014年9月には世界で初めて470µFの超大容量積層セラミックコンデンサを商品化。これらの進化の背景には、世界トップレベルの微細化技術、高精度積層化技術があります。既に一層のシート厚みは、ミクロンオーダーからサブミクロンオーダーへと進化しており、スーパーハイエンド商品に展開されています。このテクノロジドライバで、2016年には1000µFの実現を目指します。

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2 積層セラミックコンデンサの優位性

積層セラミックコンデンサが求められる理由、それは電解コンデンサに比べ、低ESR・低ESL(※)の特性を有していることです。
積層セラミックコンデンサはコップ、電解コンデンサをビンに例えてみましょう。低ESRの積層セラミックコンデンサは容器の口が広く電荷の出し入れが容易。一方電解コンデンサは、容量は大きいが容器の首が細く(ESRが高い)長い(ESLが大きい)ため電荷の出し入れがしずらい構造であることが分かると思います。
今回の大容量化によって、「ビンと同容量を実現し、電荷の出し入れのしやすい小型のコップの出現」というコンデンサの新しい常識が生まれました。
※ESR:等価直列抵抗、ESL:等価直列インダクタンス

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次回は大容量積層セラミックコンデンサのアプリケーション例について紹介しますので、楽しみにし てください。


---- インデックス ----
積層セラミックコンデンサは、1000μFへ(その1)
積層セラミックコンデンサは、1000μFへ(その2)
積層セラミックコンデンサは、1000μFへ(その3)

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